イップ・マン 最終章 : 夢の国・亞洲文化宮

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イップ・マン 最終章

20131030

yewenlast3.jpg

2013年/香港/1時間40分(劇場で鑑賞)
監 督  邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
原 題  葉問 終極一戦
英 題  IP MAN: THE FINAL FIGHT
出 演  
黄秋生(アンソニー・ウォン) 陳小春(ジョーダン・チャン)
袁詠儀(アニタ・ユン) 鍾欣潼(ジリアン・チョン)
曾志偉(エリック・ツァン) 葉 準(イップ・チュン)
周楚楚(チョウ・チュウチュウ) 蘆惠光(ケン・ロー) 
熊欣欣(ホン・ヤンヤン) 洪天明(ティミー・ハン)

<あらすじ>
1949年。イップ・マン(黄秋生)は政治的な背景から、佛山に妻子を残して単身香港に渡る。その地で詠春拳の指導を始めると、警官のタン・セン(陳小春)、労働組合委員長のション(洪天明)ら熱心な生徒が集まる。しかし職場の汚職や労働争議などの影響で練習に集中できない者も多い。イップ・マンは時々故郷から訪れる妻ウィンセン(袁詠儀)とのひとときを楽しみにしていた。しかし大陸との国境が閉ざされた後は、生涯会うことはなかった。彼女の死後、落胆したイップ・マンといつもよりそっているのが歌手のジェニー(周楚楚)。弟子たちも、息子のイップ・チュンも、どうしても彼女のことが気に入らない。

<感想など>
「イップ・マン」を知って日が浅いのに、ずいぶん前から知っているような気になっている。短期間にイップ・マンを描いた作品を続けて観たからだろうか。

甄子丹(ドニー・イェン)、杜宇航(デニス・トー)、梁朝偉(トニー・レオン)、そして黄秋生(アンソニー・ウォン)。四者四様のイップ・マンだが、いずれも間違いなくイップ・マンその人だと思いながら観ていた。(その人となりを研究したわけでもないが。)最初の甄子丹主演作はともかく、後に続く作品を観ても前作の俳優を思うことなく、目の前のイップ・マンに集中していた。武術だけでなく人間性も賞賛に値する人物だからこそ、制作側は人間としての様々な理想像を彼に託したくなるのかも知れない。それぞれが魅力あふれるイップ・マンである。

今回は最終章ということで、人生の終焉に近いイップ・マンが描かれている。パワーで圧倒するのではなく、相手を読み、その動きを使って身を守る。あくまでも防御だと言うイップ・マンの姿勢は、安心して観ていられた。ただ、語り手が息子という設定で、弱いところや嫌いなところも見せているところが、他作品とは違う感覚だった。

今回の見どころその一は、イップ・マンと白鶴拳宗師ン・チョン(曾志偉)との手合せである。両者の戦いを見るのはたぶん今回が初めて。老練の技が堪能できる作りになっていると思う。曾志偉の鶴のポーズなど全く笑う場面ではないはずだが、ニンマリしてしまった。

見どころそのニは、九龍城での戦いだ。嵐の中弟子のセイムイ(鍾欣潼)が夫の後を追ったと知るや、イップ・マンは九龍城へと乗り込んでいく。暴風雨も吹き飛ばしてしまいそうな威力が漲って、観る側のテンションも上がっていく。その後はおなじみの勧善懲悪劇。本物の格闘家たちの動きには、敵味方関係なく惹きつけられた。

地味な脇役も印象に残る。
陳小春演じる警官はニコリともしないキャラクター。汚職の階段を一歩一歩昇っていくが、最後の最後で自らを振り返る。華やかなストーリーの陰に隠れたもう一つの展開が興味深かった。そしてもっと地味だったのが袁詠儀演じるウインセン。以前ドラマで、苛め抜かれる嫁役を見たことがあって、そのときの控えめな彼女と重なった。陳小春も袁詠儀も、どちらかといえばチャキチャキしている方が好きなのだけれど…。

話はそれてしまったが、もう本当にこれで終わりなのだろうか。
もっといろいろなイップ・マンを見たい!!

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イップ・マン 最終章(葉問終極一戦) :龍眼日記 Longan Diary

ここ1,2年の間に葉問を描いた作品を複数鑑賞した。 全く期待していなかった本作だが、意外にも一番好きな葉問作品となった。 前半は一番弟子、そして後半は葉問の息子の視線を通して語られる 葉問(黄秋生:アンソニー・ウォン)いう人物が香港へ渡ってから後、 主に晩年を描いた物語。 多くを語らない葉問ではあるが、そんな彼の口から語られる言葉の1つ1つには 深みと重みがあり、彼の魅力を十分に...

コメント

やっと鑑賞しました!

孔雀の森さん、こんにちは。
それほど期待せずに鑑賞したのですが、葉問を描いた作品の中では
一番好きな作品でした。
もちろん孔雀の森さんがおっしゃるとおりどの作品もそれぞれ
興味深く、どの葉問もよかったのですが・・・。
あの九龍城でのドラゴンとの戦いは見ごたえありましたよね。
やはりあの時代の九龍城は悪の巣窟というか無法地帯だったのですね。
そして葉問が歯医者に通うエピソードを見ながら九龍城には
なぜか歯医者が多いというハナシを思い出してしまいました。
田舎娘と葉問のエピソードは切なかったですね・・・。

情のあふれた葉問!

sabunoriさん、こんにちは♪
さまざまなイップ・マン作品の中でも本作が一番お好きなのですね。
弟子への思いやりや、妻への愛情表現、そして田舎娘への優しさが、
葉問の人間性を物語っていて、すてきな人だなあと思いました。
あの「田舎娘」も葉問と出会って幸せだったのでしょう。
息子さんの複雑な気持ちはわからなくもないですが。
九龍城には歯医者さんが多かったのですか。なんだか怪しげで
怖いわ~。
昔、学友が九龍城へ行った冒険譚を語っていて、当時は聞き流して
いましたが、今になってみておけばよかったかな、と。
その無法地帯の九龍城、嵐の中のバトルには、もってこいの場所だと
思いました。
やっぱりこれで葉問関連作は終わりかしら…。
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Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

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