アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ : 夢の国・亞洲文化宮

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アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ

20131022

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2013年/中国・香港/1時間42分(2013東京・中国映画週間で鑑賞)
監 督  陳可辛(ピーター・チャン)
原 題  中国合伙人
英 題  American Dreams in China
出 演  黄暁明(ホァン・シァオミン) 鄧 超(ダン・チャオ)
     佟大為(トン・ダーウェイ) 杜 鵑(ドゥ・ジュアン)

<あらすじ>
1980年代前半、農村出身の成冬青(黄暁明)は二浪で燕京大学に合格。代々留学生を輩出する家系に生まれた孟暁駿(鄧超)、パワフルに遊ぶ王暘(佟大為)らと仲良くなり学生生活を満喫していた。やがて彼はアメリカへの出国を目指すが、ビザを取得できたのは孟暁駿だけで、激しく落胆する。その後大学講師となるが失職。そんなときファーストフード店で開いた英語教室が人気を集め、王暘の提案で廃工場に教室を移す。生徒たちの心をつかむ授業は大盛況、帰国した暁駿も加わり、彼らは事業をさらに拡大させる。開校場所が違法だと指摘されたり、教材をめぐってトラブルになったりするなど、彼らの前には次々と困難が立ちはだかるが、三人三様の能力を発揮してこれらを突破する。

<感想など>
実際に英語学校を展開する実業家三人をモデルに作られたサクセスストーリー。その人たちとはたぶん同年代で、しかも好きな俳優が演じているとなれば観ないわけにはいかない!と、お化け字幕覚悟で足を運んだ。でも嬉しいことに化けてはいなかった!上映時間1時間42分はあまりにも短い。

とにかく80年代のエネルギーあふれる中国が懐かしい!
洗面器やら布団やらを抱えた黄暁明が着ているのは、赤で「中国」と書かれたシャツ。これ着ている人、たくさんいたなあ。斜め掛けにした布の鞄もよく似合い(笑)、ダサイ恰好がホントにきまっている!
青の詰襟服を着ている教授からは、尊敬するL先生を思い出した。かの事件で休講の間、特別授業をして下さったのだ。メガネをかけた顔も似ている気がして、鄧超、佟大為に心の中で「先生を怒鳴らないでよ~」と叫んでいた。(笑)
スクリーンを見ているうちに頭に浮かんでくるのはあの頃の光景…。重くて軋む自転車とか、ピンポン玉がカチカチ響く卓球台とか、女学生のひらひらした白のワンピースとか…。蘇芮も流行っていたっけ。ああ、何もかも懐かしい。色彩がややカラフルなところには多少違和感があったけれど、あの時代を充分再現していると思う。

そんな中、ビジネスのノウハウもさりげなく語られる。
例えば黄暁明演じる冬青の腰を90度まで曲げたお辞儀!これを生徒相手にやるのだ。上から目線ではなく、相手を尊重している態度をはっきり見せる、という意味にとれた。

得意分野で生徒たちの信頼を獲得する作戦も興味深い。孟暁駿は出国にあたっての個人面談、王暘は実生活での会話で、生徒を惹きつける。

友情とビジネスが両立している成功例とも言えよう。
プライベートで親交のある友人と一緒に大規模なビジネスを展開していく例は、そう多くはないと思う。冬青の喉を振り絞るような男泣きが、友情とビジネスの間でもがき苦しむ代表者の辛さを物語っていた。その一方で争いの最中に結婚式の招待状を渡した王暘のタイミングは絶妙で、友情がヒョイと戻ってきて、ついでにビジネスもコロッとうまく転がるのでは?という期待感を抱かせた。彼らの関係は、自分が考える以上に、互いの人生の奥底にまでがっしりと根を下ろした結びつきなのだと、あらためて思った。

昔を懐かしがる回数が増えたら年を取った証拠、と言われたことがあり、今回それを実感した。でも同年代の彼らは、振り返りながらも前をしっかり見ていることだろう。そんな3人の姿勢から、自分も前向きに生きていこう、と強く思った。

公開されるとしたら、また観たい!!

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