ラスト・シャンハイ : 夢の国・亞洲文化宮

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ラスト・シャンハイ

20131009

dashanghai.jpg

2012年/中国/1時間59分(劇場で鑑賞)
監 督  王 晶(ウォン・チン)
原 題  大上海
英 題  The Last Tycoon

出 演
周潤發 (チョウ・ユンファ) 黄暁明 (ホァン・シァオミン)
洪金寶(サモ・ハン) 呉鎮宇 (フランシス・ン)
袁 泉(ヨランダ・ユアン) 袁莉(ユアン・リー)
辛柏青(シン・バイチン) 高 虎(ガオ・フー)
倉田保昭  莫小棋(モニカ・モク)
童 菲(キミー・トン) 馮文絹(ジョイス・フォン)

<あらすじ>
20世紀初頭の江蘇省。青果店で働く成大器(黄暁明)は京劇役者を目指す葉知秋(馮文絹)と将来を誓い合っていた。ところがトラブルに巻き込まれた彼が牢獄に監禁されている間に、彼女は北京へ引っ越してしまう。国民党の茅載(呉鎮宇)が出した交換条件により脱出した大器は、上海へ移り住んで青幫の大ボス洪(洪金寶)の配下に入る。

1930年代半ば。大器(周潤發)は上海の裏社会を牛耳る立場にあった。そんな彼に、国民党の将軍である茅が、地下組織員のリストを要求する。ターゲットはかつての恋人知秋(袁泉)の夫。大器は知秋と再会する。

<感想など>
上海に君臨する主人公が、周潤發、黄暁明のダブルキャストと聞けば、かのドラマ、上海灘を想わずにはいられない。黄暁明が周潤發の物腰を研究し尽くした話をいろいろな評で読んだが、今回もドラマ同様なりきっている黄暁明が堪能できる。

主人公の青年期、壮年期がある一線で切り替わるのではなく、時系列が前後するので、周潤發と黄暁明をかわるがわる楽しめた。嬉しいことに、この切り替えに違和感は全くない。役を離れたら全然違う二人なのに、ここでは同一人物にしか見えないのである。おそらく黄暁明が周潤發の声を吹き替えていることもその背景にあるのだろうが、一方で周潤發もまた、黄暁明を意識しているのではないだろうか。二人が歩み寄って一人の人物を作り上げているように見えた。

そんな二人とがっぷり四つに組むのが呉鎮宇と洪金寶。呉鎮宇はとことん悪を極めた嫌われ者。洪金寶は終盤で、今までに見たこともない無様な格好を披露する。この突出した二人がいるからこそ、見ごたえある物語になったのだと思う。それから、大器に忠義を尽くす林壊(高虎)にも注目!だ。時に裏切り者か?と疑いたくなる眼差しと行動の果てが、強烈な印象で残る。中国ドラマでおなじみの役者さんで、地味ながら癖のある役柄が好き。

女性陣が添え物的なのは上海灘と変わらない。黒社会の女性の描き方については、モノ扱いされたり、はかなく散っていったりする印象が強いので、あまり好きではない。ただ最後、舞台役者の眼差しで事が進むシーンは緊張感があって、観客同様拍手したくなった。

二女性の間に立つ成大器の最後の行動には胸がしめつけられる。やっぱりそれしかなかったのか…。

ラストシーンの余韻を引きながら迎えるエンドロール。流れる張學友の歌が切なくて切なくて、観終わってだいぶたつのに、私の胸の中ではまだエンドロールが流れている。

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