あの頃、君を追いかけた : 夢の国・亞洲文化宮

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あの頃、君を追いかけた

20130922

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2011年/台湾/1時間50分(劇場で鑑賞)
監 督  九把刀(ギデンズ・コー)
原 題  那些年,我們一起追的女孩
英 題  You Are the Apple of My Eye
出 演  
柯震東(クー・チェンドン) 陳妍希(ミシェル・チェン)
郝劭文(スティーブン・ハオ) 荘濠全(ジュアン・ハオチュエン)
鄢勝宇(イエン・ションユー) 蔡昌憲(ツァイ・チャンシエン)
胡家瑋(フー・チアウェイ)

<あらすじ>
1994年。台湾彰化の高校生コートン(柯震東)は仲間たちと青春を謳歌する毎日だ。あるとき度の過ぎた悪ふざけがきっかけで、コートンは教師から、優等生チアイー(陳妍希)の前の席に移動するよう命じられる。チアイーはコートン達にとってはあこがれの存在。そんな彼女からテスト勉強の猛特訓を受けたコートンは、今までにない高い点数を獲得。チアイーもコートンの幼稚さにあきれながらも一緒にいるのを楽しんでいる様子。
1997年。大学生になってチアイーと遠く離れたコートンは、彼女と長距離電話をしたりたまに会ったりしていた。ところが喧嘩してからは互いに疎遠になってしまう。

<感想など>
あの頃「キミ」を追いかけていた「ボクたち」と全く同じ感覚を共有できないのは残念(笑)だが、「キミ」の心に寄り添うことができたのは嬉しい。(といっても、やや厳しい見方になってしまったが…。)主人公コートンには母親目線を向けてしまうが、チアイーに対しては完全に同級生目線。最近青春モノを観ると、心だけその時代に帰っていく。

あの頃、TちゃんとNちゃんという同級生がいた。Tちゃんは常に成績がトップで、やんちゃな彼氏がいた。Nちゃんは学校一モテる子だったが特定の男性はいなかった模様。そんな2人を足して2で割ると、今回のヒロインになるなあと、スクリーンを眺めながら昔を思い出していた。

チアイーはほんとに罪なことをしてくれると、ちょっと苦々しい気持ちになった。コートンの想いを知りながら、また自分も彼に惹かれながら、OKの一言を発しないのは、彼を弄んでいるのと同じではないか。けれども、コートンの方が、その「弄ばれてる感」に心躍らせているようにも見える。だからか、チアイーの方には申し訳ない気持ちなど微塵もなさそうで、そんな鈍感さがよけいに歯がゆい。ああ、意地悪な同級生感覚…。

チアイーは、理想的な女の子を演じているのではないかと懐疑的になったり、彼の幼稚な部分に怒って自分の本当の気持ちが見えなくなったりと、いつも心が揺れている。一直線に想いをぶつけてくる彼と違い、彼女はいつも自分の気持ちを分析しようとしている。そんな躊躇が思わせぶりに見えて、彼女をやっかむ者もいたのではないだろうか。(笑)ただし監督には、永遠のアイドルである彼女の負の部分など、全く見えていないだろうし、聞きたくもないはずだ。

みんなが一番知りたいことを隠し隠して、最後に明らかにする手法。切なさが一層かきたてられる。ラストはどんでん返しみたいなものだが、それにしてもチアイーは最後までアイドルだったなあと、ちょっと嫉妬する自分がそこにいた。もしかするとかつての同級生2人にも、潜在的にそんな感覚を抱いていたのかもしれないと、今になって思った。


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「あの頃、君を追いかけた」 <2011東京国際映画祭> :TK.blog

『あの頃、君を追いかけた』  那些年, 我們一起追的女孩  YOU ARE THE APPLE OF MY EYE  製作年:2011年 製作国:台湾 監督:ジウバーダオ(九把刀)   出演者:コー・チェンドン(柯震東)、ミシェル・チェン(陳妍希)、アオ・チュエン(敖犬)、ハオ・シャオウェン(郝劭文)、ツァイ・ チャンシェン(蔡昌憲)、ワンワン(彎彎)、ヤン...

あの頃、君を追いかけた(那些年,我們一起追的女孩) :龍眼日記 Longan Diary

「青春とは恥と後悔と初恋で作られる」 もしこれが韓国映画だったら「甘甘なラブストーリーだこと」と鼻で笑ったに違いない。 もしこれが日本映画だったら「映画にするようなハナシでもないでしょ」と一蹴しただろう。 だけど台湾映画だとそうはならないから素晴らしい。 初恋を大切にする気持ちは女性よりも男性の方が断然強いような気がする。 コーチン(柯震東:クー・チェンドン)が高校時代から...

コメント

こんばんはー☆

今作品、2年前の東京映画祭で観ました!
そう考えると日本公開にちと時間がかかりましたね。
私の記憶もうる覚え状態……^^;
彼と一緒に観たのですが、彼いわく日本男子にわかる小ネタが
少々あるのだとか。

ちなみに昨年、今映画のロケ地巡りしました^^
私自身写真を撮った場所を忘れてるんですが、
映画を鑑賞してすぐの孔雀の森さんなら「あっ、この場所だ!」って
わかるかも^^↓よろしければ見てねん♪
http://tkat.blog55.fc2.com/blog-entry-888.html

追記:夏頃から忙しくなかなかブログを更新できてませんが、
映画祭は行くのでこれからもよろしくです☆
(実は来月から東京都民になりまーす♪)

東京へようこそ!

TKATさん、こんばんは♪
都民ではない私が言うのもおかしなものですが、
「ようこそ!」という気持ちでいっぱいです!!
今度の東京国際映画祭はご自宅から行くのでしょうか。
今はいろいろお忙しいことでしょう。

さてこの作品、かつての東京国際映画祭の話題作でしたね。
私が観たのは月曜日の一回目でしたが、観客は
意外に多く、笑いどころでは大いに盛り上がっていました。
ロケ地に行かれたのですね!後でおじゃましますね~
持ち物はもちろん違うけれど、高校生自体は今も昔も、
変わらないなあ、なんてちょっと懐かしくなりました。

>日本男子にわかる小ネタ
漫画とかでしょうか?詳しくないのが残念。
男性の方が「わかる、わかる!!」と言いそうだわ。

テーマ曲もステキでした

孔雀の森さん、おはようございます。
甘酸っぱくも清清しい青春物語・・・台湾映画の真骨頂ですよね。
とはいえやはり私も監督のチアイーに対する永遠のアイドル化には
思わずクスッと。
まぁ男性にとって初恋の相手というのは女性の比にならないほど
神聖なモノですからねぇ、きっと。
私はチアイーの気持ちがいまひとつ掴みきれませんでした。
一歩踏み込んで感情を露にしながら相手とぶつかり合う関係というものに
躊躇してしまったのでしょうか。

切なさがかきたてられる音楽

sabunoriさん、こんにちは♪
テーマ曲、いいですね~
サウンドトラックほしくなってしまいました♪
甘酸っぱい想いが胸に広がるようです。
ところでチアイーの気持ちですが、
自分も人とぶつかり合うことを避けてきたのを思うと、
何となくわかるような気がしたのでした。
自分が傷つくのが怖くて、なあなあの人間関係に漂っている、
という感じです。
(器量もアタマもチアイーには到底及びませんが~:笑)
もし彼が教科書を渡す前に彼女が『私忘れました!』と
言ったとしたら、こういう物語は成立しなかったかも。
あれ(そっと教科書をさしだすシーン)はホントに、
グッドタイミングだったなあぁと、今思い出してもにやけて
しまいます。(笑)
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