李小龍〈ブルース・リー〉 マイブラザー : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

李小龍〈ブルース・リー〉 マイブラザー

20130803

lixiaolong2.jpg

2010年/香港/1時間57分(劇場で鑑賞)
監 督  文 雋(マンフレッド・ウォン)
     葉偉民(イップ・ワイマン)
原 題  李小龍我的兄弟/ My Brothers Bruce Lee
出 演  李治廷(アーリフ・リー) 梁家輝(レオン・カーファイ)
     鍾麗緹(クリスティ・チュン) 葉 璇(ミシェル・イップ)
     謝婷婷(ジェニファー・ツェー) 張一山(チャン・イーシャン)

<感想など>
“ブルース・リー”は、おそらく私が最初に知った華人俳優だろう。ヌンチャクの目にもとまらぬ動きや「アチョー!!」という怪鳥音は、彼に対して特に思い入れがあったわけではないが、何か人間離れした、神秘のベールに包まれた存在として印象に残っている。

けれども本作品には、当時私が感じていた“ブルース・リー”は登場しない。実弟、ロバート・リー氏が製作総指揮をしたというこの作品に出てくるのは、俳優“ブルース・リー”ではなく、あくまで家族の一員である「かなりやんちゃで思いやりのある兄ちゃん」だった。また、その時代も香港も知らないのに、どこか懐かしい感覚が湧いてくる。あのビー玉を奪い合っていたサイフォン少年が、小学校時代どのクラスにもいた先生泣かせの「悪童」に見えたからかもしれない。カメラワークや淡い光加減、品のある調度品の数々など目に映る光景に心が和み、友や家族との別れには気持ちが揺さぶられる。私のようにブルース・リーをよく知らない者も楽しめる内容だと思う。

主演のアーリフ・リーは初めて見る顔だった。かなりの重圧なのでは?と観る前は思ったが、渡米前の姿を描いた作品だと知り、かえってのびのびと演じているように見えた。ブルース・リーが、青春を謳歌している、ちょっとナイーブな男の子だったとは。ただ、高校時代の彼はかなり大人びて見えた。俳優の実年齢にもよるのだろうが、幼少期の屈辱感や、早く大人になりたい気持ちなどから、今の子どもよりも精神的に大人に映るのかもしれない。弟と組んだダンスバトルからは、彼の優しさや繊細さが、ボクシング対決からは妥協を許さない精神と情の厚さがうかがわれ、人気者なのもわかる気がした。

渡米の理由がそういう事情からだったとは…。もしそれがなかったら…と一瞬思ったが、類まれなる向上心を持った彼ならどこにいても人気は爆発しただろう、と考えなおした。でもやはり30代前半は若すぎる。

没後40年。はたして私が初めてその名を知ったのは存命中だったのか、それとも故人となってからなのか。記憶をたどってみたが、よくわからないままである。

trackback

李小龍 マイブラザー :龍眼日記 Longan Diary

1941年生まれの李小龍(ブルース・リー)が幼少期を過ごす 活気溢れる香港の街並みやにぎやかな大家族での生活。 これらを肌で感じられる映像に香港映画をこよなく愛するヒトにとっ

コメント

アーリフ・リー、これからが楽しみですね

孔雀の森さん、こんばんは。
ブルース・リーの幼少期、1940年代の香港。
知らない時代なのにどこか懐かしい気持ちでいっぱいになりましたよね。
中華ソーセージをヌンチャクにして遊んでいる姿に思わず吹き出してしまいました。
アメリカに渡るきっかけのエピソードを観ても「ふんふん、なるほど」
としか思いませんでしたが、孔雀の森さんのおっしゃるとおり
確かに彼がアメリカに渡っていなければ・・・。
香港でももちろん人気俳優にはなったと思いますが、やはり現在の彼とは少し違っていたかも・・・。
そう考えると人の人生って不思議な気がしてきますね。

「燃えよドラゴン」が日本で公開されたのは彼の没後だそうですね。
となると私の場合は彼を知った時には彼はすでにこの世を去っていたようです。

ブルース・リー作品を観るつもりです

sabunoriさん、こんばんは♪
よ~く考えれば、私がブルース・リーを知ったのも、没後のようです。
多くの出演作が日本で公開されるようになったのが没後となれば、
それ以前に私が知っているはずもないわけで。
それにしても当時の強い印象が故人とは思えないんです。
演じたアーリフ・リーも相当な身体能力の持ち主のようで、
アクション&甘いマスクが楽しみです。(笑)
ちょっと上目使いのところ、「カモン・カモン」と手招きする動作が
似てるなあと思いました。
中華ソーセージのヌンチャクって、いたずら坊主が真似しそう!
そうそう、お父さん役のレオン・カーファイもよかった!!
ブルース・リー作品を、これから少しずつ観ていきたいと思います。
非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。