グランド・マスター : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グランド・マスター

20130612

yidaizongshi.jpg

2013年/香港・中国・フランス/2時間3分(劇場で鑑賞)
監 督  王家衛(ウォン・カーウァイ)
原 題  一代宗師THE GRANDMASTER
出 演  梁朝偉(トニー・レオン)章子怡(チャン・ツィイー)
     張 震(チャン・チェン)王慶祥(ワン・チンシアン)
     趙本山(チャオ・ベンシャン)張 晋(マックス・チャン)
     ソン・ヘギョ  小瀋陽(シャオ・シェンヤン)
     
<あらすじ>
1936年、イップ・マン(梁朝偉)が住む佛山に、北方の武術家ゴン・パオセン(王慶祥)がやって来る。武術界の団結を願い、南方の武術を北に伝える人物を探すためだ。イップ・マンはゴン・パオセンとの一戦で勝ち、希望を託される。一方パオセンの娘ルオメイ(章子怡)は父の敗北が我慢ならない。イップ・マンに挑戦状を突きつけた彼女は僅差で勝利。二人は東北での再会を約束したが、日中戦争の勃発に阻まれる。

<感想など>(ラストに関するネタバレを含んでいます。)
いつものようにあらすじを書いてみたが、これは解説の受け売りである。観ただけでは書きようもない。実は1回目に思いっきり寝てしまい、再鑑賞でのレビューとなった。その間にパンフを読んで予備知識十分のはずなのに、まだまだあやふやなところが多い。

私にとっての王家衛作品は、好みが極端に二分する。好きなのは『花様年華』と『欲望の翼』。苦手なのは『2046』とか『恋する惑星』、『天使の涙』。刺激の強い光線や唐突感に弱いのかも。本作品はといえば、好きな部類に入る。情緒的な場面やゆったりした音色に、ちょっとくすぐられている気分。色彩(特に白!)も印象深い。

カンフーシーンでは、イップ・マンやルオメイの優美な舞い、カミソリ(張震)の切れ味鋭い動き、また、金楼で次々と披露される、武術家たちの一挙手一投足に魅了された。野望を露わにするマーサン(張晋)も見逃せない。再鑑賞ではすべてに釘づけだった。もしかすると観るごとに新たな発見があるかもしれない。

その「発見」の一つが章子怡。今まであまり関心がなかったが、今回初めてステキだと感じた。こんなお医者さんならかかってみたい。(笑)幅広い年齢をごく自然に演じているところがいい。特に終盤、やつれた顔を懸命に化粧してイップ・マンに会いに行く場面。真紅のルージュとくぼんだ目の周りが痛々しい。「好きだった」という告白は付け足しの感はあるが、彼女の口から出ると真実だと思える。今度は彼女の物語を観たい。

もしルオメイの物語を創るとすれば、一線天(カミソリ)の存在が欠かせない気がする。彼は今回、強烈な印象を残しながらイップ・マンとの絡みがなく完全な脇役だった。ではルオメイとはどんな関係だったのだろう。テロップにはただ二人が「知り合った」とだけあったが、いやいや、それだけではないだろう。(考えすぎ?)演じる張震は厳しい鍛錬を重ね、八極拳の中国大会で優勝したのだとか。ならばその映像も観たい。また、「白バラ理髪店」の動向も知りたい…。

こんなふうに、観ながら妄想を重ねてしまうから肝心の物語が疎かになってしまうのだ。(笑)

trackback

グランド・マスター(一代宗師) :龍眼日記 Longan Diary

王家衛(ウォン・カーワイ)監督作であるからして好き嫌いは分かれるところだろう。 ブルース・リーの師である詠春拳の宗師葉問(イップマン)(梁朝偉:トニー・レオン) の物語

コメント

宮梅若のアナザーストーリー、私も観てみたいです。

孔雀の森さん、こんばんは。
章子怡・・・私も基本的に好きではない女優なのですが(特にあのキンキン声がダメで)
本作ではハマリ役でしたねー。
葉問に最後に会うシーンの真っ赤なルージュと対照的な血の気のない
寂しげな表情は本当に印象的でした。
男性に生まれていたら全く違った人生になっていたのでしょうね。
彼女とカミソリ・・・私も絶対にいろいろとあったと思いました。
カットされてしまったんですよ、そのエピソードは。(笑)
「白バラ理髪店」!気になりすぎな存在でしたよね!

孔雀の森さんは2度鑑賞されたのですね。素晴らしい。
私も先日とある作品を観て爆睡してしまったのですが、
もう1度劇場に脚を運ぶことはないわ~。
(アジア映画じゃないからかしら??)

ノーカット版も是非!(笑)

sabunoriさん、こんばんは♪
私もルオメイの物語に興味津々です。
>男性に生まれていたら全く違った人生になっていたのでしょうね。
ほんとに!武術界も違っていたりして。
ほかにも観たいアナザーストーリーがいっぱい!です。
「『グランド・マスター』ノーカット版オールナイト上映」なんていうのを
やってくれないかしら~
プレミアスクリーンのようなゆったりしたところで!!
それこそ爆睡覚悟です。(笑)
あ、もしかして一晩では終わらない?

この作品、笑うところはないはずですが、「白バラ理髪店」が
出てきたときに思わず吹き出しそうになりました。
だって理髪店とカミソリなんですものね~
一枚の写真におさまった場面も、みんな鋭い目つきをしていますが
実は笑いをこらえているのでは?なんて思ったらまたまたおかしくなって…。
観ながらアナザーストーリーを想像するのも、一つの楽しみかなと
思っています。
非公開コメント
プロフィール

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。