王になった男 : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

王になった男

20130318

ouninattaotoko.jpg

2012年/韓国/2時間11分(劇場で鑑賞)
監 督  チェ・チャンミン
出 演  イ・ビョンホン リュ・スンリョン
     ハン・ヒョジュ キム・イングォン
     チャン・グアン シム・ウンギョン
     キム・ミョンゴン

<あらすじ>
1616年、李氏朝鮮の時代。15代目の王、光海君(グァン・ヘグン:イ・ビョンホン)は謀反による暗殺を恐れ、秘かに自分の影武者を探すよう命ずる。そんな中、側近のホ・ギュン(リュ・スンリョン)が探し当てたのは、ハソン(イ・ビョンホン:二役)という王に瓜二つの道化師だった。ハソンはホ・ギュンの指導のもと政務を司るが、やがて民衆が支配者に搾取されている現実を知ると、臣下を前に自分の考えを述べるようになる。宮廷では、暴君だった王の急激な変貌が取りざたされ、王妃(ハン・ヒョジュ)も光海の行動に疑惑を感じる。

<感想など>(ラストに関するネタバレを含みます)
ユーモア、スリル、情感が調和よく盛り込まれ、作り手のサービス精神が感じられる作品。音楽もアジアの時代ものからは遠いと思っていたズンチャッチャ、ズンチャッチャ…ではあるが、意外や意外、その3拍子が王の一挙一動に呼応していた。イ・ビョンホンは顔も名も知っているが、出演作は初鑑賞。当分、情の厚い王様が焼きついて離れなくなりそうだ。

最初の本物があまりにも暴力的だったので、最後の急展開に違和感があった。後で読んだパンフレットによれば、暴君も初めのうちは的確な判断力を持っていたというから、そのあたりの背景がわかっていれば、急変(改心)にも納得がいくと思う。さて、武装した大勢を前にした王は本物か、偽物か。どちらだかわからないスリルが刺激的。

数々の人間関係の中でも、偽の王とホ・ギュンとの関係が一番深く残った。都承旨(トスンジ:承政院の長官)の立場上、王の意向を無視できないホ・ギュンだが、偽王ハソンの正義に、だんだん心が傾いていく。そしてついに正義のために命を懸ける決心をする。演じるリュ・スンリョンと、イ・ビョンホンとのやりとりは、時にはコミカルに、時には重厚に、スクリーンいっぱいに繰り広げられる。最後に深々と頭を下げるホ・ギュンには、目頭が熱くなった。

ほかにも、ハソンの世話係である宦官や、護衛官、反体制派など、渋いキャラクターの登場人物が魅せてくれる。一つ一つの所作、腹の底から湧き上がる声、間合いを重視したやり取り。鍛え上げられているなあと思う。華やかな女性よりも地味な色合いの男性の方が印象的だった。

庶民がいきなり王に祭り上げられたら…。
最初のうちはぎこちない演技でしのいでいたハソンも、君臨した快感に酔いしれ、やがて政治に目覚め、国を動かそうとするまでになる。そうなると所作も台詞も本物の王そっくりになる。このまま暴君が目覚めず永遠に彼が統治したらいいのに、とひたすら願っていた。

今の政治家には、善政を思い命を懸ける者の姿を、よ~く見ていただきたいものである。

ところで上の写真の王はどちらだろう?

trackback

王になった男 :虎猫の気まぐれシネマ日記

大好きなイ・ビョンホン主演の韓国時代劇映画!やっとDVDで鑑賞~~[E:heart02] 若いころから大好きだったビョン様が,少しも劣化せずあいかわらず若いままで,一人二役の王様を演じているのだもの,作品の出来不出来に関わらず絶対観ようと思っていたが,観てみるとなんとも素晴らしい作品だった。彼のファ

コメント

こんばんは

上の写真はおそらく本物の王かと・・・
だって眼差しが暗いですもん。

わたしはこれ実はあまり期待していなくて
ありがちな派手なだけの宮廷映画かと・・・
でもビョンホンのファンでもあるので
(イケメン韓国俳優さんの中では一番好きかな)
DVDになったら観たいと思っていました。

いや~しかし期待以上の面白いエンタメで
笑いあり涙あり感動ありのサービスあふれた
バランスのとれた作品でしたね。
ビョンホンってコミカルな演技も上手いなんて。
シリアスな殺し屋とかスパイとか似合うのに
それでも笑顔が可愛いからかな。
しかし…老けませんな,彼。いくつになったんだろ。

楽しい作品でした!

ななさん、こんにちは♪
やっぱり写真は本物の王様ですね!
で、私はあの暗い表情から一転、
まなじりの下がった王に早変わり、
というシチュエーションを見たいな~と
今、思ったのでした。

それぞれの場面に感情を振り回されて、
上映時間2時間はあっという間。
よく観る中国系の時代劇では
シリアスなものが多いせいか、
今回のようなコミカルな作品は
とても新鮮に感じられました。

ななさん、イ・ビョンホンさんご贔屓なのですね!
ルックスも演技も抜群ですね!
以前の出演作を観たことのない私でも、
顔と名前はちゃんと一致します。
今度、シリアスなものを見たいなあと
思います♪

非公開コメント
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。