津軽百年食堂 : 夢の国・亞洲文化宮

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津軽百年食堂

20130309

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2011年/日本/1時間46分(TV鑑賞)
監 督  大森一樹
原 作  森沢明夫『津軽百年食堂』
出 演  藤森慎吾 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
     福田沙紀 伊武雅刀 前田倫良 秋本博子
     藤吉久美子 永岡佑 ちすん
    
<あらすじ>
日露戦争後の弘前。大森賢治(中田敦彦)が始めた屋台の蕎麦屋は大盛況。だしに使う鰯の焼干しは戦争未亡人のトヨ(早織)から仕入れている。幼い娘のフキは賢治になついていた。

現代の東京。大森陽一(藤森慎吾)は大学卒業後、アルバイトで生計を立てている。ある日カメラマン助手、七海(福田沙紀)の機材を壊したことがきっかけでルームシェアすることになる。そんな中、陽一は父(伊武雅刀)の負傷を知らされ、すぐ弘前に帰郷、実家の蕎麦屋を手伝う。また七海は妻子ある師匠(大杉漣)との関係を清算する決心をして、帰郷する。

<感想など>
ご当地ものは気軽に楽しめるところは好きだが、反面、物足りないときもある。大団円やほのぼのとしたエンドにもっていくための無理な展開や、役者のぎこちない演技が、時として気になったりする。本作も例外ではない。でも手作り感が楽しめ、いつもなら突っ込む場面でもおとなしく観ていた。(笑)

100年前と現在を交互に映し出し、それぞれが少しずつ進展していく。題材は伝統的な蕎麦づくりにあるのだろうが、物語のメインはそれぞれの人間関係にあると思う。例えば、

・照れ屋の先代が意中の女性と一緒になるきっかけ。
・カメラマン真木(野村宏伸)が七海の母(手塚理美)に求婚した背景。
・陽一の友人、門田政宗(永岡佑)と藤川美月(ちすん)との距離が縮まっていく過程。

三組の男女の関係に大きく関係するのが子供だった。結果的には後押ししてくれたありがたい存在である。笑みの可愛い幼いフキと、父の口真似が上手な門田(もんでん)の息子には、明るい未来を感じるし、ようやく母の真意に気付いた七海からは、独立の意思がうかがえる。血筋とはまた別に、互いを大事にする気持ちがつながっていくところに、温かさを感じた。代々受け継がれてきた味というのは、人間のつながりでもあるのだな、とふと思った。

ところで、今になってやはり突っ込みたくなった。いきなりルームシェアを提案した彼と、即同意した彼女に対してだ。特に彼女。不倫して、失恋して、シェア相手が恋しくなったり、その彼に結婚の意思をほのめかしたりするとは、いったい何考えてんだよ!と。親の身になってみればたまらない。普段は観ながら身内を思うことなんかないのだが、すでに一人暮らしの娘と、近々都心に引っ越す予定の息子がいるものだから、ついリアルな目で見てしまった。

もう間もなく桜の季節。桜にはラブレターの意味があると言われると、桜を見る目も変わってきそうだ。

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