スリ : 夢の国・亞洲文化宮

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スリ

20130127

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2008年/香港/1時間40分(TV鑑賞)
監 督  杜琪峰(ジョニー・トー)
原 題  文雀
英 題  Sparrow
出 演  任達華(サイモン・ヤム) 林熙蕾(ケリー・リン)
     林家棟(ラム・ガートン) 盧海鵬(ロー・ホイパン)
     羅永昌(ロー・ウィンチョン) 張満源(ケネス・チャン)
     林 雪(ラム・シュー)

<あらすじ>(ラストに関するネタバレあり)
ケイ(任達華)はスリ仲間のボー(林家棟)、サク(羅永昌)、マック(張満源)の親分格。ある日、街で見かけた美しい女性(林熙蕾)に心が動き、シャッターを続けざまに押す。彼女はチュンレイといい、富豪の老人フー(盧海鵬)に囲われる身。尾行したケイは謎の男たちに襲われ負傷。ほかの3人もそれぞれチュンレイに惹かれたのが原因で襲われる。やがて4人は、彼女が故郷の大陸に帰りたがっているのを知る。

<感想など>
ズバリそのもの、という邦題。最初TVの番組表をみたときは、遠い昔のシネマかと思った。でも原題の直訳「文鳥」よりは面白味があるかも。映画祭での上映からDVD発売となった作品のようで、日本での公開はなかったとのこと。なかなかおしゃれな作りなので、大スクリーンならもっと堪能できるだろう、と思いながら鑑賞。

香港には20数年前行ったきりで、画面の風景も当然知らないところばかりだが、なぜか懐かしさがこみあげてきた。ケイが切り取るモノクロ写真、4人が集まる食堂、石畳の坂道、スローな動き、そして昔我が家で飼っていた文鳥。懐かしの銀幕を意識したような展開が、邦題の「スリ」とよく合っていると思う。

4人組はかなりの凄腕だが、美人の前に脆くも崩壊、という喜劇タッチが楽しい。でもよく見ると彼女はどこかあか抜けない。観察眼があるはずの彼らがコロリとやられるなんて。最初は、女性に免疫のない男たちの心を鷲づかみにしたのでは?と思えた。やがて、困っている人を助けるという、細やかな親切心が見えてくる。彼らは彼女を救えるのか、とハラハラドキドキの連続だ。

スリとしての手腕でフーと対決するケイたち。宵闇に舞う雨傘には目が釘付けになる。これまで磨いてきた技術はこの夜のためか。一瞬のスキも見せない男たちの静かな闘いに息をのむ。

けれど次の場面ではびっくり。フーは一見ものすごく怖い親父なので、終盤の幼児のように泣きじゃくる姿が信じられない。この急激な画面展開が面白い。次に印象的なのは、空港に向かうタクシーの中でチュンレイが故郷に電話をかける場面。初めて見せる、自然な笑顔だった。

それにしても4人はこれからもスリ稼業を続けるのだろうか。4人乗りなんかしていたら目立って仕方がないではないか。

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