大魔術師“X”のダブル・トリック : 夢の国・亞洲文化宮

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大魔術師“X”のダブル・トリック

20130115

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2011年/香港/2時間8分(「冬の香港傑作映画まつり」で鑑賞)
原 題  大魔術師
英 題  The Great Magician
監 督  爾冬陞(イー・トンシン)
出 演
梁朝偉(トニー・レオン)劉青雲(ラウ・チンワン)周 迅(ジョウ・シュン)
林 雪(ラム・シュ)王子文(ワン・ズーウェン)閆 妮(イェン・ニー)
呉 剛(ウー・ガン) 澤田拳也  秦 沛(チョン・プイ)
方中信(アレックス・フォン)谷德昭(ヴィンセント・クォック)呉彦祖(ダニエル・ウー)

<あらすじ>
軍閥が割拠する1920年代。雷大牛(劉青雲)の勢力範囲にある北京、天橋に、張賢(梁朝偉)というマジシャンがやってくる。彼の目的は、大牛に捕えられている師匠(秦沛)と、大牛の第七夫人柳蔭(周迅)に再会することだ。柳蔭は張賢と将来を約束していたが、彼の留学中に大牛と結婚してしまったのだ。張賢は革命家たちと手を組み、活動拠点を劇場に置いて、芸を披露する兄妹(林雪・王子文)と共にマジックをしながら、雷大牛に接触する機会をうかがっていた。

<感想など>
これぞお正月映画!!梁朝偉のマジックとは何て素晴らしいサービスなの?と言いながら実は鑑賞からずいぶん経った今、かなり忘れてしまっている。でもその時を存分に楽しんだのは確かだ。笑ったところ、あれれ!!と意表を突かれたところなど、思い出すままに書くとしよう。

まず、冒頭で登場した呉彦祖が、あっという間に<血滴子>にやられてしまった場面では卒倒しそうになった。この<血滴子>(首切りの武器)、観たい作品のタイトルでもあったので名前だけは知っていたが、まさかここで目にするとは思わなかった。でも切り口がまるで竹輪。もしかして…の予感がよぎり、ちょっとホッとしたかも。

こんなふうに、ゲスト的出演者の余興(?)あり、ハラハラドキドキする追いかけっこありで、飽きさせない展開。鑑賞側は、目の前の料理を頬張るのに必死で消化が追いつかない、という感じ。だから後で忘れてしまうのだ。

でも本筋はわりとシンプルだと思う。
歴史的背景や多彩な登場人物は二の次で、張賢、柳蔭、大牛の三角関係が、どのように展開するのかが最大の関心事だ。最初は張賢が柳蔭とめでたくゴールインするものと思っていた。「軍閥の大牛=悪」の観念から、彼が淘汰されるものと勝手に考えていたのだ。しかし真の敵が見えてくると、大牛の好感度がだんだん上がってきた。そして、どちらが柳蔭のハートを射止めるのか、ではなく、柳蔭がどんな生き方を選択するのかが、焦点となる。彼女は盛んに「自由恋愛」と言うが、大牛との関係は当然それに当てはまらず、張賢の場合も従属させようとする態度だから、彼女の思いとは異なる。

終盤で夢を思い描くシーンがあったが、それは観客への投げかけでもあるのだろう。
「あなたの夢は何ですか?」と。

それにしてもああいうエンドとは、全く予想もしなかったな。

trackback

大魔術師Xのダブル・トリック(大魔術師) :龍眼日記 Longan Diary

鑑賞から一体どれだけ経ってしまったことか。 思い起こせば本作が今年の劇場鑑賞第1作目だった。 お正月だからね、パーッと笑ってきますかと劇場に足を運んだものの 終始どうにも...

「大魔術師“X”のダブル・トリック」 <2012-2013 冬の香港傑作映画まつり> :TK.blog

『大魔術師“X”のダブル・トリック』  大魔術師  THE GREAT MAGICIAN 製作年:2011年 製作国:香港 監督・脚本:イー・トンシン(爾冬陞) 出演者:トニー・レオン(梁朝偉)、

コメント

まさにお正月映画!

そうでした。冒頭呉彦祖が登場していましたね!
孔雀の森さんのレビューを拝見するまですっかり忘れていました。(笑)
その他にも徐克(ホント、出好きですよね 笑)やらゲスト出演が豪華で楽しくて
まさにお正月映画!という感じでした。
周迅もそうなのですが最近目にする香港映画のほとんどに劉青雲が出ていて
しみじみ売れっ子なのね~と感じる今日この頃です。
チャーミングだけどハンサムではないのが良いのでしょうね。
おっしゃるとおりラストの展開がああいうふうになるとはちょっと意外でしたね。

豪華メンバーでした♪

sabunoriさん、こんばんは♪
徐克、前の作品でもちょこっと見たような…。
ほかにもいろいろ出ているのですね。
劉青雲の「チャーミングだけどハンサムではない」という
sabunoriさんの形容、面白いです!そして的確。
なんだかヒゲが似合ってるなあ、なんて思ってしまいました。
劉青雲は自分が観始めた時からあまり変わってないなあ、というのが
最近の印象です。
なんだかマジックとは関係ない幕切れだったなあと、拍子抜けして
しまいました。

邦題も「大魔術師」でよかったんじゃ…。

こんばんは!

そうそう、歴史的背景が二の次で中国歴史に疎い私はホント安心しましたよ~。ホッ
お正月映画ということで、内容も分かり易いドタバタ喜劇のように思いました。

>それにしてもああいうエンドとは、全く予想もしなかったな。
私もです!火事のシーンを見てるとてっきり第七夫人に好かれようと
必死に頑張ってた方にいくのでは…なんて想像してました^^;

>終盤で夢を思い描くシーンがあったが、それは観客への投げかけでもあるのだろう。「あなたの夢は何ですか?」と。
なるほど!確かに私も、もし私だったら…と結婚して子供をあやしてる姿を
想像しちゃいました♪←そういや同じような夢を想像した人物がいましたね。
誰でしたっけ?孔雀の森さんはどんな夢を想像しましたか?

ダブルのトリックって?

TKATさん、こんばんは~♪
おっしゃるようにタイトルは原題のままでよかったですよね~
内容はすでに記憶の彼方で、どうして「ダブル・トリック」なのかも
わからない状態です。(笑)
トリックその1はマジックで、その2は彼女ゲット作戦とか?(笑)
まあ、お正月映画だし、突き詰めて考えることもないかな。
ちょうど春節というのも、TKATさんのセンスのよさですね~

>孔雀の森さんはどんな夢を想像しましたか?
私は瞬間的に宇宙を見たような…(笑)
もし男二人の夢が正夢になるならば、ラウチンの方が地道に彼女を
つかまえて、トニーさんは世界的に有名になるとか?
そうするとトニーさんに一挙両得はないのかも。
ふむふむ、描かれていない究極のラストが見えてきましたぞ。(笑)
とにかくおめでたいこの季節、みんなの夢がかないますよ~に!!
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