レ・ミゼラブル : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

レ・ミゼラブル

20121224

Les Miserables

2012年/イギリス/2時間38分(劇場で鑑賞)
監 督  トム・フーパー
原 題  Les Miserables
原 作  ユゴー『レ・ミゼラブル』
出 演  ヒュー・ジャックマン  ラッセル・クロウ
     アン・ハサウェイ  アマンダ・セイフライド
     エディ・レッドメイン  サマンサ・バークス

<あらすじ>
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は19年の服役後仮釈放されたが、司祭宅で盗みをはたらき、ジャベール警部(ラッセル・クロウ)に捕えられる。しかし司祭は警部を前に彼を庇う。そんな慈愛に打たれたジャン・バルジャンは己を変える決心をし、やがて〈マドレーヌ市長〉として大活躍。ところが赴任してきたジャベール警部に気づかれ、再び追われる身に。

〈マドレーヌ市長〉は、娘コゼットのため身を売ったファンティーヌ(アン・ハサウェイ)を看取り、約束通りコゼットをテナルディエ夫妻(サシャ・バロン・コーエン、ヘレナ・ボナム・カーター)から引き取ると、追手をかわして修道院内に逃げ込む。

時がたち、コゼット(アマンダ・セイフライド)は美しい娘に成長、街で見かけた青年マリウス(エディ・レッドメイン)に恋をする。それを知ったジャン・バルジャンは、活動家であるマリウスを命がけで守る。

<感想など>
毎日のように流れる宣伝で、メロディはすっかりおなじみになった。でもやはり劇場で聴く歌声は違う。天から降り、地から湧いてくるような音は迫力満点。最初の、徒刑囚たちがずぶ濡れで綱を引く場面から圧倒されっぱなしだ。

ヒュー・ジャックマンの伸びのある高音と、ラッセル・クロウの渋みのある低音の重なりあいは、二人の人間関係を物語っているかのようだ。また、アン・ハサウェイの張り裂けそうな高音と、アマンダ・セイフライドの透明感のある高音は、まさに母と娘の声。台詞とは違った感情表現が、胸の奥に響いてくる。

原作は今半分まで読んだところ。当時大規模工事で労力が必要なために不当逮捕で徒刑囚を増やしていたこと、子どもが虐げられていたことなど、悲惨な状況が画面の陰鬱さと重なった。

そんな中、宿屋経営のテナルディエ夫妻の描き方が喜劇風で、とんでもない人たちでありながら楽しめた。後半、おかみさんのサングラスには笑ってしまう。でも娘のエポニーヌ(サマンサ・バークス)は可哀そうで、その歌声には泣かされた。多種多様の人物像が刺激的に映る。

罪とは?赦すとは?ジャン・バルジャンとジャベールの姿を通じて、人の道を考えさせられる。それぞれの選んだ道が正しいかどうかはわからないが、二人にとってはそうするしかなかったのだろうと思うと心が痛む。

歌のほとんどは悲しみ、怒りの発露であり、人々の表情は暗い。風景も陰鬱で重々しい。光がさすのは、後半、騎兵隊が現れたときと、ラストぐらいではないだろうか。だから、ほんの一瞬の明るさに目を奪われたのだと思う。未来の希望を叫ぶ大合唱に、画面がぼやけた。

trackback

レ・ミゼラブル :虎猫の気まぐれシネマ日記

大好きな原作,大好きな俳優さんたち!ということで師走の慌ただしいスケジュールを調整して劇場まで足を運びました。始まってすぐに,え?ミュージカルだったの?これ。と驚く私。...

コメント

こんばんは

私の大好きな作品です。
原作はヒューマンドラマでもありながら
宗教色も強く,当時の社会や歴史の問題も深く広く描かれてあり
何とも壮大な傑作だと思います。
原作で一番好きな場面はバルジャンがコゼットと逃避行する際に
修道院に匿われる場面です。
塀の上を軽業師のように跳んだり,はたまた棺桶のなかに隠れて
修道院からバルジャンが脱出したりする場面(これは映画にはなかったけど)
ハラハラドキドキものでした。
また,バルジャンが市長の座を捨てて名乗り出ようかどうしようかと
狂おしいほどに葛藤するシーンやラストのシーン
原作でも涙なしには読めません。
映画化は何度もされており,リーアム・ニーソンがバルジャンを演じたものも好きですね。
この作品は有名なミュージカル舞台劇の完全映画化ということで
またこれまでの作品とは違った素晴らしさがあったと思います。

只今読書中です

ななさん、こんばんは♪
原作を幾度も読まれているのですね。
私は今、マリウスが恋の病にかかった場面を読んでいます。
映画ではほとんど互いの一目惚れ状態でしたが、原作ではやはり
時間をかけていたのね、などとどうしても映画と比較してしまいます。
修道院に匿われるところや、その後の場面は、私もハラハラドキドキ
しながらの読書でした。
棺桶を埋められ、あけたら息をしていない…いやいや、物語はこの先
長いのだからここでいなくなるはずはない…などとつぶやいておりました。
バルジャンが市長の座を捨てるかどうかで苦しむシーンは、観たとき
すでに読んでいて、原作の長い葛藤と画面の歌とが重なりました。
今読んでいると、どうしても映画のキャストが思い浮かぶのですが、
もし真っ白な状態だったら、想像上のジャン・バルジャンは
あれほどイケメンではないかも、などと思っています。(笑)
ラッセル・クロウにも興味津々です。ご紹介いただいた出演作、
機会があれば観ようと思います。
またほかの『レ・ミゼラブル』もどんな演出なのか興味が出てきました。
さて読書の方はまだまだ先が長いのですが、頑張って読破するつもりです!
ラスト、楽しみです!
非公開コメント
プロフィール

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。