秋瑾 ~競雄女侠~ : 夢の国・亞洲文化宮

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秋瑾 ~競雄女侠~

20121204

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2011年/香港・中国/1時間54分(レンタルDVD)
監 督  邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
原 題  The Woman Knight of Mirror Lake
中文題  競雄女侠・秋瑾
出 演
黄 奕(ホァン・イー) 杜宇航(デニス・トー) 黄秋生(アンソニー・ウォン)
鄭嘉頴(ケビン・チェン) 陳嘉桓(ローズ・チェン) 夏文汐(バット・ハー)
徐天佑(チョイ・ティンヤウ) 黄又南(ウォン・ヤウナム) 林 雪(ラム・シュ)
劉兆銘(ラウ・シウミン) 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)

<あらすじ>
清朝末期。幼少から強い意志で文武に励んできた秋瑾(黄奕)も、結婚は親の意向に沿うこととなった。資産家の息子、王(鄭嘉頴)との間に二人の子が生まれたが、彼の放蕩癖に悩む日々が続く。やがて彼女は民衆の貧しさを見るにつれ、社会の変革を考えるようになる。後に単身日本に留学、光復会副会長の徐錫麟(杜宇航)と行動を共にして、革命活動を広げていく。やがて、秋瑾は徐錫麟から託された紹興の《大通学堂》で若者たちを訓練。徐錫麟は官僚に変装して武装蜂起の機会を狙っていた。

<感想など>(結末に関するネタバレあり)
何の予備知識もなく観始め、終盤あたりで『イップ・マン序章』出演者の顔ぶれが多いことに気づいた。黄奕、杜宇航、陳嘉桓、林雪。冒頭で瀕死の男が杜宇航とわかっていたら、もっと早く気づいたかも。『イップ・マン序章』を観たのは今年3月末だが、もうずいぶん昔のことのよう。今年はいつもより1年が長い。なぜだろう…

俳優陣はかなり豪華。
主演黄奕は、きりっとした〈女侠〉がよく似合っていた。だいぶ前のドラマで、特徴ある鼻にかかった声で男に甘える役柄を見たことがあり、その〈イヤな女〉がかなりはまっていたのを思い出す。両極の役柄を自分のものにできる役者だと思う。彼女が熊欣欣演じる役人との間で繰り広げられるバトルシーンは見どころの一つ。どう見ても熊欣欣の方に分があるが、果敢に挑む姿に惹きつけられた。

杜宇航は、前半はインテリの印象が強かった。いつ武術を披露してくれるのかと期待して待っていると、終盤、熊欣欣との一騎打ちで魅せてくれた。力で押していく熊欣欣と舞うような杜宇航のシーンに、しばらく映画のストーリーを忘れていた。

黄秋生演じる李鐘岳は、心では秋瑾の活動を応援しながらも、役人という立場で処刑を執り行い、後に自害してしまった人物。苦しい胸の内を表情で語る様子が印象深い。こうした清廉な人物の対極に、林雪演じる喜福のような小人物などもいて、役人の個性も色分けされて面白い。

物語はラストシーンに始まり、回想をつなげる形で進んでいく。その中で嬉しかったのは、秋瑾の和装や日本の街並みが綺麗だったこと。これまで、海外作品が描く日本の文化に違和感を覚えることが多かったからなおさらだ。秋瑾の思想、態度が一貫しているところもいい。ただ一つ、彼女の夫の描写には疑問が残る。最初チャラ男っぽかったのが、ある時を境に子供の面倒をよくみるマメなお父さんになっていた。いったいいつから?どうして?革命に身を投じる秋瑾に感化されたとか?最後は、自分が死んだら処刑された秋瑾と共に埋葬してほしいと、涙ながらに言う。「家族に恵まれながらあえて革命に生きた秋瑾」を、強く印象づける役割を果たしていると思った。

そのうち、杜宇航の弟子だという陳嘉桓の秋瑾もみてみたい。今回、武術も素晴らしかったが、何より走る姿がかっこよかった!

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