ニエアル : 夢の国・亞洲文化宮

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ニエアル

20121123

nieer (2)

1959年/中国/1時間55分(『中国映画の全貌2012』で鑑賞)
監 督  鄭君里(チョン・ジュンリ)
原 題  聶耳
英 題  Nie Er
出 演  趙 丹(チャオ・タン) 鄧 楠 (ダン・ナン)
     江 俊(ジアン・ジュン)孫永平(スン・ヨンピン)
     張瑞芳(チャン・ルイファン)

<あらすじ>
1930年代の上海。19歳のニエアル(趙丹)は荷運びをしながら音楽を志していた。やがて歌舞団にバイオリン奏者として入団、同郷の友人鄭雷電(張瑞芳)と再会する。彼女を通して共産党の地下工作者スーピン(江俊)と知り合ったニエアルは、以後、抗日戦争、国共内戦の激動の時代を、革命音楽の活動をしながら生きる。ソビエトへの留学に出発する直前、彼は『義勇軍行進曲』を書き上げた。

<感想など>
主人公は中国国歌の元になった『義勇軍行進曲』を作曲した人物。曲自体は一時期毎日のように聴いていたが、作曲者については全く知らなかった。ソビエト行の途中立ち寄った日本で遊泳中水死し、暗殺説もあるが、詳細は不明とのこと。

さてこの曲、特に好きというわけでもないが、何度も聴くうちに耳について離れなくなる。「起来!」、「前進!」という歌詞に、「いけいけ!どんどん!」と背中を押されている気持ちになる。それはその時の気分にもよるのだろうけど、人の心を高揚させるエッセンスが入っているような気もしてくる。

実は鑑賞中うとうとしてしまい、細かい感想を書けないのがつらいところ。ちょうど、ニエアルが革命活動を始めようとしている肝心な部分があやふやである。でも、青年が感化され、一途に突き進んでいくさまは、強烈な印象で残っている。フランスに国歌『ラ・マルセイエーズ』があるように、中国にも勇壮な国歌が必要という要請から、ニエアルは一気に曲を書き上げる。

人物、物語の双方がまさに、『義勇軍行進曲』そのものだ。誇張された台詞や舞台劇のセットのような背景に違和感をおぼえる時もあったが、制作側の意図ははっきりと伝わってくる。さきの『白毛女』同様、恐れを知らないポジティブな人物が、国策映画には不可欠ということがわかる。

今度、鵠沼海岸にあるというニエアルの碑を見に行こうかと思う。

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