失恋の33日 : 夢の国・亞洲文化宮

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失恋の33日

20121021

silian33tian.jpg

2011年/中国/1時間50分(2012東京・中国映画週間で鑑賞)
監 督  滕華涛(テン・ホァタオ)
原 題  失恋33天
英 題  Love is Not Blind
出 演  白百何(バイ・バイホ) 文 章(ウェン・チャン)
     張子萱(チャン・ズーシュアン) 張嘉譯(ワン・ジアイー)
     郭京飛(グオ・ジンフェイ) 王耀慶(ワン・ヤオチン)
    
<あらすじ>
ウェディングプラン会社に勤める黄小仙(白百何)は、恋人の陸然(郭京飛)が大親友と親密にしているところに遭遇。結局振られてしまい、なかなか諦めがつかない。そんな中、同僚の王一揚(文章)とともに、新たな顧客(張子萱、王耀慶)の担当を任される。しかし二人は、新婦の我儘ぶりに振り回された挙句トラブルを抱えることに。小仙はこれまで、彼とはそりが合わないと考えていたが、行動を共にしていくうちに助けられる場面が多くなり、印象が変わってくる。ある日友人の結婚式に招待された小仙は、一揚に付き添いを依頼する。

<感想など>
最初から中国映画の感覚から遠かった。たぶん、結婚をめぐる物語なのに親が介在していないからだろう。これまで観てきた中国作品では、コメディにしてもシリアスなものにしても、親の意向が子の結婚を左右するパターンが多かったように思う。本作品では、どのカップルにしても、結末はすべて本人たち次第。そんなところが新鮮に映る。

さてこの『失恋の33日』。厳密に言えば「失恋から立ち直って新たな恋を見つけるまでの33日」である。33日が長いか、短いかは人それぞれだろう。観ている間はずいぶん長い33日間だったが、今振り返るとあまりにも短い。短過ぎる!

その理由の一つは、老夫婦との出会いにあると思う。これがなければ33日では終わらなかったかも知れない。そしてたとえゴールインできたとしてもただのシンデレラストーリーに終わっていたかもしれない。あの夫婦のエピソードを聞いた小仙が、心の憑き物がごっそり落ちたように、実は私もすっきりした気分になっていた。奇跡のような出来事だ。

短い理由その二は、王一揚の「あの手この手」だろう。この男、ずいぶんと細かいキャラ作りがされているのに、途中まで小仙の陰に隠れた存在で目立たない。やがて傷心の小仙を支えたり、元カレと対峙したりと、徐々に彼女のハートをキャッチする方向に動いていくのだけれど、本心を決して露わにはしない。小仙を掌の独楽みたいに操って、少しずつ、少しずつ、自分の方に向かわせる。こうして我儘娘を意のままに操ろうとする一揚、恐るべし!!でもこの我儘娘、いつしか反省をして、謙虚になっていくのである。

いやあ、彼が狼でなくて本当によかったね!

「2012東京・中国映画週間」で最初に観た作品。前方には空席が見えたが、後ろの方はかなりうまっていた模様。文章の、おねえキャラときっぱりした物言いのメリハリがおかしくて、場内ではしばしば笑い声が起きていた。終盤のしんみりとした展開にも心揺さぶられ、久々に後味の良さを味わった。

trackback

「失恋の33日」 :TK.blog

『失恋の33日』  失恋33天  LOVE IS NOT BLIND 製作年:2011年 製作国:中国 監督:テン・ホァタオ(滕華濤) 脚本:バオ・ジンジン(鮑鯨鯨) 出演者:ウェン・ジャン(文章)、

コメント

原作者の鮑鯨鯨さん、インパクトあるお名前ですな~

こんばんは!やっと感想をアップしました~。
孔雀の森さんの感想を拝見し、結婚をめぐる物語なのに
親が介在していないということに「ホントだ!」って気づきました!
確かにすべて本人たちだけで決めてますよね。
唯一、小仙と王一揚が付き合ってないのに一緒に住み始めた時に、
互いの親はこのこと知ってるんだろうかと思いました^^;

王一揚はホント細かいキャラ設定されてましたよね。
ピアスをし、ハンドクリームを念入りにし、おねえキャラに
見えるようにしたのは、小仙とは恋愛関係にならないかもよ?と
観客に思わせる手法だったりしてw
しっかり者だけど、時折面白い行動取るのが面白かったデス♪

中国映画週間は終わり、東京国際映画祭は今週で終わり。
今回は行けなくて残念でした(><)。
来年は観たい作品が土日に上映されることを今から願ってます^^
来年3月には大阪アジアン映画祭があるので、こちらも要チェック!
孔雀の森さん、大阪に遠征はいかがですか~☆

忘れられない名前ですね~

TKATさん、こんにちは♪
お待ちしてました~
あの二人、一緒に住み始めたときは互いのことをどう思っていたんだったっけ?
一揚クンの方にその気あり、という感じも見えましたが。
あらすじだけ追うと、失恋した彼女の心の隙間に入り込んでいくようにも
感じられますが、案外行き当たりばったりなのかも。
小仙はわかりやすい性格だけど、一揚にはいろいろと想像させる
余地があって、面白いです!
文章クン、やっぱりうまいですね~
『海洋天堂』の後にコメディものをDVD鑑賞したのですが、
それもまた違ったキャラでした。カメレオンだなあ~

>小仙とは恋愛関係にならないかもよ?と
観客に思わせる手法だったりしてw
言えてます!!だって、最初は、まさかあの二人がゴールイン!なんて
思いもしなかったもの。
というか、彼が文章クンだと気づかなかったほどですから~

>来年は観たい作品が土日に上映されることを今から願ってます^^
ホントですよね。大阪の映画祭のラインナップは実に魅力的で、
ネットでチェックしながらすぐにでも飛んでいきたい気分になる
のです☆

本日これからまた映画祭に行ってきます。
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いろいろな出会いを
大切に♪

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