ムーラン : 夢の国・亞洲文化宮

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ムーラン

20120624



2009年/香港・中国/1時間44分(レンタルDVD)
監 督  馬楚成(ジングル・マ)
原 題  花木蘭
英 題  Mulan
出 演  趙 薇(ヴィッキー・チャオ) 陳 坤(チェン・クン)
     胡 軍(フー・ジュン) 房祖名(ジェイシー・チェン)
     于榮光(ユー・ロングァン) 劉雨欣(リウ・ユィシン)
     李玖哲(ニッキー・リー) ヴィタス

<あらすじ>
5世紀半ば、南北朝の時代。柔然と領土争いを続ける北魏は、一世帯一人の兵役を課す。武術に長けるムーラン(趙薇)は病身の父(于榮光)に黙って男装し、戦場に赴く。それを知っているのは幼なじみのシャオフー(房祖名)だけだ。ある日盗難騒ぎで全員衣服を取るよう命令されたとき、ムーランは思わず名乗り出てしまう。これを機に副営長のウェンタイ(陳坤)にも素性を知られ、互いに意識するようになる。二人は次々と手柄を上げ共に昇進するが、恋心は押し殺したままだ。

<感想など>(ラストに関するネタバレを含みます)
原典は中国の伝承文芸「木蘭従軍故事」。小説、戯曲、ドラマ化されており、ディズニーアニメでもよく知られているとのこと。

ムーランを知っていれば、男装がみえみえでも「お約束」だと割り切れるかもしれないが、初めての私には違和感があった。特に最初は、趙薇のつぶら過ぎる瞳や高い声が気になって仕方がなかった。でも徐々にその感覚は薄らいでいった。戦闘より、押し殺した恋愛感情の方を重視した物語だから、むしろ彼女の女性らしさが垣間見える方がいいのかも、と。

恋愛絡みの戦闘ものでは落胆することが多いが、これは違った。ある意味予想が大きくはずれたからだろう。画面を見つめながら考えていた展開は次の通り。

・ムーランは柔然のモンドゥ(胡軍)に捕まり結婚させられそうになるがそこへウェンタイが駆けつけ、モンドゥ×ウェンタイの大バトルとなる。
・ウェンタイ、ムーラン、柔然の姫(劉雨欣)の間のドロドロ三角関係。
・ウェンタイは生涯の大半が捕虜の身。年老いてようやくムーランと再会。

こんなふうに、いつものごとく想像はどんどん膨らんでいったが、いずれもすべてハズレだった。でも外れた気分はむしろ爽快だった。

兵は皆、身分証として顔が書かれた木札を持っている。将軍であるムーランとウェンタイは、戦死者の木札を川に水で洗い干すのが習慣となっている。いつも並んでいるのに距離をとる二人。恋愛が命取りになることは双方百も承知だ。互いに相手の気持ちを確かめようとする場面がいくつかあるが、いつも一方は頑なな態度を装って苦しい拒絶をする。この連続には見ている方も苦しくなる。

ムーランに立派な指揮官になってほしいと願うウェンタイは、重傷を負ったとき「自分が生きていてもムーランには死んだことにしておいてくれ」とシャオフーに頼み、身を隠して彼女の復活を待つ。また、劇的再会を果たした後のウェンタイは、ムーランを献身的に看護する。そして国のためを思い自ら人質を願い出るのである。ウェンタイは女子好みの理想像として描かれており、演じるチェン・クンに無関心だった自分でも心がぐらついた。(笑)

さてここからはムーランの、怒涛のウェンタイ救出劇が展開!!
そんな中あっけなかったのは、超悪役モンドゥ(胡軍)の最期。天龍八部の蕭峯をそのままワルにしたような胡軍には、これまでの「イイ人」をかなぐり捨てるほどの迫力があった。だからもっと見ていたかったが、その悪漢ぶりは目に余るものがあったから、あっさりといなくなってホッとしたのも事実。

ラストには不満も残るが、背景にムーランと柔然姫との絆が存在したことを考えれば、この結末しかないだろう。ならば、二人の女性の邂逅があってもいいのにと、またまた想像が膨らむ。他作品には想い合う男女が結ばれる展開もあるようで、そちらにも手を伸ばしてみたい。

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