2016-03 : 夢の国・亞洲文化宮

スポンサーサイト

------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOP GUYトップガイ

20160318

トップガイ

2014年/台湾/2時間27分(DVD鑑賞)
監 督  李 崗(リー・ガン)
原 題  想 飛
英 題  DREAM FLIGHT
出 演
張睿家(ブライアン・チャン) 許瑋甯(ティファニー・シュー)
庹宗華(トゥオ・ツォンホァ)姚以緹(ヤオ・イーティー)
鐘承翰(チョン・チェンハン)喜 翔(シー・シャン)
梁正群(ダニー・リャン)

<あらすじ>
幼いころからパイロットになるのが夢だったジャーハオ(張睿家)は、空軍士官学校に入学、過酷な訓練を受ける日々だ。そんな中、パーティで知り合ったシンイー(許瑋甯)に一目ぼれして猛アタック。紆余曲折を経てついに彼女のハートを射止める。病気で失明したシンイーから一方的に別れを切り出され、自暴自棄となったこともあったが、周囲の励ましもあって立ち直り、晴れて卒業。二人は結婚し、幸せな日々を送る。ところがある日、公私ともに世話になったルオ(庹宗華)の訃報が届く。

<感想など>
空軍のパイロットと視覚に障がいのある奥様、そして殉職した上司の方をモチーフとした話とのこと。職業的な面、視覚障がい者を描いた部分からは丁寧な感じが伝わってくる。

厳しい仕事環境と甘々な恋愛、複雑な家庭事情とすがすがしい仲間関係、それにファンタジーの世界が重なり合った物語で、ジャンル分けが難しい。最初、レンタルDVDのジャケットに表示されている「アクション」の文字や、上の写真に添えられた一文から、主人公は「愛する人たちを守る戦闘員か?」と思ってしまった。「まさか大陸と空中戦を…?」とヒヤヒヤしたが、心配ご無用。そういうシーンは一つも出てこない。

中心となるのはラブストーリーと言えるだろう。ベタ過ぎで、長尺なのに終始見入ってしまったのは、登場人物がみ~んないい奴ばかりだから。主人公はまっすぐな性格で、相手を前にして「好きだ」と臆面もなく言い放つ。そんな彼に片想いをする「鉄の女」ことチェンホイ(姚以緹)が本当にいい。失恋して親友のシンイーに意地悪するのかと思いきや、心から2人を応援するのだ。さらにジャーハオの親友である「スーパーマン」(鐘承翰)。力不足でパイロットになる夢を絶たれ、へこんでいるところに、教官からジャーハオを連れ戻して来いと命じられる。才能のあるジャーハオに対して嫉妬と羨望でいっぱいのはずなのに、厚い友情を見せる。彼らが一時の感情に振り回されず、仲間を思いやるところに、厳しい世界で生きる者としてのプライドを感じた。

家庭環境の描き方も印象的だ。
ジャーハオは父(喜翔)、母違いの妹との3人暮らし。バイク修理で生計を立てる一家の暮らしはあまり豊かとはいえない。しかも父親は酒浸りだ。そんな厳しい背景も、彼の前向きなキャラクターから、さほど暗く感じられない。一方のシンイーはかなり裕福な家のお嬢さんと思われるが、自由にならない環境を恨むような言葉から、家庭に対する負の感情が伝わってくる。そんな両者の違いはさりげなく描かれるだけで、むしろ彼女がジャーハオの家庭に自然に溶け込んでいく様子がほのぼのとして、心が和んだ。

空軍での華々しい活躍の裏に悲しい現実がありえることも知らされる。
休日の遊園地で、教官のルオが妻と息子を連れ、ジャーハオ、シンイーと時間を共にする場面。そのときルオの息子は不愛想で父にもそっぽを向いていた。そんな彼が父の葬儀で涙をぽろぽろこぼす。ジャーハオが打ちひしがれる姿より、少年の涙が強烈だった。

ラストで、シンイーも空に対する思いが人一倍だというのがはっきりわかった。ならば星の王子さまを出さなくてもいいのでは?と思うのだが、そう言ったら怒られてしまうだろうか。
スポンサーサイト

ブレイド・マスター

20160308

电影绣春刀

2014年/中国/1時間51分(DVD鑑賞)
監 督  路 陽(ルー・ヤン)
原 題  繍春刀
英 題  BROTHERHOOD OF BLADES
出 演
張 震(チャン・チェン) 王千源(ワン・チエンユエン)
李東学(リー・トンシュエ)劉詩詩(リウ・シーシー)
聶 遠(ニエ・ユエン) 金士杰(チン・シーチェ)
葉 青(イェ・チン) 朱 丹(チュー・タン)
周一圍(ジョウ・イーウェイ)

<あらすじ>
明朝末期の北京。錦衣衛の沈煉(張震)、蘆剣星(王千源)、靳一川(李東学)は義兄弟の契りを結んだ間柄。あるとき、彼らは宮廷の実権を握っていた魏忠賢(金士杰)の暗殺を命じられる。ところが沈煉は、土壇場になって魏忠賢から見せられた多額の金に目がくらみ、彼を逃す。手に入れた金は、蘆剣星の出世賄賂、靳一川の盗賊仲間との手切れ金、愛する遊女の身請け金として使われることに。魏忠賢の遺体が身代わりであると証明され、3人は追われる身となったのだった。

<感想など>
張震の錦衣衛と聞いて彼のカッコよさを期待していたのだが、ちょっと違った。もちろん、アクションは素晴らしく、息をのむような場面には時間も忘れてしまうほど。でも彼が演じる二哥、沈煉の顔があまりにも貧相な上、愚かな選択をして後に引けなくなってしまう展開に、途中で気持ちが萎えてしまった。とにかく暗すぎる。

物語は、沈煉の犯した過ちを中心に進む。一度飛魚服に身を包めば宮廷の「犬」。絶対的な命令に逆らうことなど到底できない。ところが一人の遊女への熱烈な想いゆえ、男は冷静さを失っていく。ほとんど表情のない顔が、時折ひん曲がっているように見え、目をそむけたくなった。むしろ道化役の大哥、蘆剣星の方が、安心して見ていられる。ほかにあどけなさが残る靳一川など、それぞれのキャラクターの違いが印象に残る。でも決して楽しいとは言えない。

見どころは多彩なアクションだ。「繍春刀」とは、主人公が使う長い武器。ブンブン振り回して相手を圧倒する。相手の攻撃をぎりぎりのところでかわしたり、目にも止まらない速さで突いていくところなどに見入ってしまう。一昔前はリアルな残虐なシーンが多かったと記憶しているが、今回はそういった印象はない。

恋愛模様については「そんなに命を懸けてまで貫くものなの?」という疑問が最後まで頭から離れなかった。靳一川の医者の娘に対する恋心はともかく、沈煉の方はどんなものか。周妙彤(劉詩詩)の涙目には男心をつかんで離さない魔力が潜んでいるのかも。

さて、今回一番印象的だったのは、魏忠賢を演じた金士杰の「怪演」!一瞬、かの池上彰センセイの顔が思い浮かび、集中力を欠いた。(笑)武術が優れているとはいえ、青臭さが残る彼らがああいう老獪な人物に太刀打ちするには100年早いなあと、魏忠賢の不気味な笑い声を聞きながら思った。

最後は、どこかで見たことのあるようなシーンだった。

プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

カレンダー
02 | 2016/03 | 04
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
最新の記事
リンク
ブログ内検索

Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。