堂場瞬一『灰の旋律』

出版社:PHP研究所
刊 行:2009年6月
<あらすじ>
私立探偵真崎薫の元に捜索依頼が舞い込む。依頼主はレコード会社の中山秋穂。音楽プロデューサー矢吹調が、新人バンドのレコーディングを放棄して行方をくらましているのだという。真崎はバーで矢吹を発見。酔った勢いでトラブルを起こし怪我を負った彼を自宅で介抱する。その後、真崎は矢吹から元バンド仲間の平島を探してほしいと頼まれる。矢吹、平島、石丸、上田、金井のメンバーで結成されたYBCは、40年前一世を風靡したが、すぐに表舞台から遠ざかった。金井はすでに故人だという。矢吹と付きあうのは骨が折れるが、真崎はなぜか彼を放っておけない。そして親近感さえおぼえるのだった。

