2006-08 : 夢の国・亞洲文化宮

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美女也愁嫁#10#11

20060831

思わぬ組み合わせが誕生しそうな気配が…

あらすじ

ヤールンとヨウが「ラララ」(中文「拉拉歌」)をデュエット。
スタジオ収録が成功し、はしゃぐ二人。
後にネットで流行し、音楽事務所の人がヤールンを尋ねてくる。

ティエンはサービス嬢の取材で江蘇省へ行くことになる。
しかしターゲットの写真を見てダーチャオはびっくり!
映っていたのはココだったのだ…
ココが「パリから」とかけてきた電話の発信元が江蘇省からであることもわかる。
スチュワーデスではなかった!
一時はためらったが、真実を確かめるためダーチャオはティエンと共に現地へ行く。

酔いつぶれるダーチャオ。
ティエンはダーチャオを騙したココを責め続ける。
立ち去るココ…

翌日出社しないダーチャオに電話をかけると具合が悪いと言う。
ダーチャオをたずねようと会社を出るティエンは、ココに会う。
「ダーチャオにごめんなさいと言って」
と言ってココは立ち去る。

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情人結

20060830

2005/中国/1時間55分/中国版2VCDs
監 督  霍建起(フオ・ジエンチー)
邦 題  初恋の想い出
出 演  趙 薇(ヴィッキー・チャオ) 陸 毅(ル ー・イー) 

<感想>
「中国版ロミオとジュリエット」というので、悲惨な結末を予想していましたが、思いがけないラストでした!!
映像がとても綺麗。小道具がさりげなく使われ、それが登場人物の感情を巧みに表現しています。
また、屈然(趙薇)と侯嘉(陸毅)が手を絡めるところをアップでとらえ、ゆっくりコマを回すところでは、二人の心の動きが目に見えるようでした。
細部に心を配る監督さんなのだと思いました。
双方の家に幼なじみの二人の交際を反対する理由があって、中盤で引き裂かれるのですが、その前に二人が結ばれる場面があります。
この時の侯嘉の台詞が心に残ります。
「僕たちこの1回だけで充分だよ」
悲劇の坂を一直線に下るのかと思いましたが、そのあとの物語は淡々と進みます。
18歳から30歳までを、情感豊かに演じる趙薇が魅力的です。

美女也愁嫁#8#9

20060830

前回別れてまた一緒になったカップル。結婚に向かうカップル。

あらすじ

上海の街でココとダーチャオが再会!!
新しい携帯を買ってあげるダーチャオ。
さらに買い物をしたり高級レストランへ行ったりする。
またよりが戻ったと喜ぶダーチャオは、自宅に電話し、ココを紹介すると言う。
レストランでは金額不足で、トイレでティエンに電話をかけてSOS。
彼女は忙しいと断るが…
カイと同じレストランで食事するついでに全額支払ってあげる。

傷心のヨウはなおもヤールンの歌を聞きに行く。
そこで先日彼の恋人だと言った女性を見かける。
それが芝居だとわかると、すぐヤールンの元へ。
幸せにしてやれる保証はないけど…と言うヤールンだが、やはりヨウが好き。
二人は新たな一歩を踏み出す。

ダーチャオはカメラマンをやめる決意をする。
友人から不動産関係の仕事が順調であると聞いたからだ。
ココと結婚するためにも稼がなければならないと思っているのだ。
引き止めたい気持ちのティエンだが…

潜入ルポの件が棚上げになる。
もっと深い角度から切り込んで記事を書いたら特集を組んでやると言う編集長。

そんなとき、ココが搭乗予定の飛行機の事故報道が入る。
しかし彼女が乗っていないと知り、ダーチャオは一安心。

カイとのデート中、ティエンは渋滞の車にビラを配っているダーチャオを見かける。
車を降り、ダーチャオを探し回り、見つかると安心するティエン。

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美女也愁嫁#6#7

20060830

さて、今回は新たな出会いもあって、ますます目が離せなくなりました。

あらすじ

ヤールンと一夜を共にしたヨウはルンルン気分。
ティエンにも家族にも、はっきり「ヤールンが好き」と言う。
母ハイユン意外はみなこれに反対。
おばあちゃんは「高学歴の男にしろ。大学院出がいい」なんて言う始末。
父ホンドゥは会社の大学院出の男性を家に呼び、ヨウと会わせるがムダに終わる。
ティエンはヤールンに会って考え直すように言うが…

ティエンは新たな仕事にチャレンジする。
サービス嬢の状況を記事にするのだ。
早速色々な美容院で頭を洗ってもらいながら話を聞きだす。
ダーチャオにも取材させようとするが、彼は渋る。

ココの母が手術することになり、彼女はクラブに休暇を申請するが、よい顔をされない。
彼女は急いでタクシーに乗り込もうとしたが、それは出張で来ていたカイがチャーターした車だった。
しばらく口論する二人。

映画館ですっぽかされたヨウはヤールンの家の前で待つ。
そこに現れたヤールンは話があると言ってヨウを誘い出すのだが…
「妹としか思っていない」とヨウに告げる。
それでもめげないヨウ。
「初めてあった時から好きだった。姉より先に好きになった。今は好きになってくれなくてもかまわない。気持ちが変わったら声をかけて」という手紙を出す。

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美女也愁嫁#1~#5

20060829

CCTV大富で始まった全21話の連続ドラマ。(中国語字幕)
直訳すると「美女も悩む結婚」だけど、

これは「結婚できない女たち」ではないか―

ぎっくり腰になってしまい、寝ながら録画を視聴。
家族もおおめにみてくれたのを幸いに、一気に5話!!

ネタバレ大いにあり!です。

まずは登場人物のご紹介(#1~#5)

瀋恬(シェン・ティエン)  陳 好  美人で有能な記者
彭大橋(ポン・ダーチャオ) 賈一平  臨時職員のカメラマン
呼亜倫(フー・ヤールン)  王駿毅  ミュージシャン
寧凱(ニン・カイ)     劉 棟  青年実業家
寧嘉坤(ニン・ジアクン)  厳 翔  財閥を築いた大物
許可可(シュー・ココ)   朱 杰  高級クラブのホステス
ココの母          劉〔王京〕ココの養母
瀋優(シェン・ヨウ)    趙 俊  ティエンの妹 音楽教師
瀋家のおばあちゃん     鄭yu4芝
瀋宏度(シェン・ホンドゥ) 李建華  ティエン、ヨウの父
田愛萍(ティエン・アイピン)田 玲  ホンドゥの後妻
林海韵(リン・ハイユン)  閻青好  ティエン、ヨウの実母 小説家
マイク                ハイユンの新しいボーイフレンド

あらすじ

ティエンとヤールンは5年越しの恋人同士。婚姻届けを一緒に提出しようと約束したのに、ヤールンは寝坊してすっぽかす。初恋の人ヤールンとの結婚を夢見ていたティエンだが、別れを決意。

ヤールンは売れないミュージシャン。ティエンに未練があるが、ティエンの妹ヨウと接近するうちに音楽に対する気持ちが変わってくる。
ダーチャオはティエンの取材に初めて同行した時、互いに小学校時代の同級生だとわかる。何度か同行した取材はどれも大成功!
一方、出会い系サイトで知り合った自称スチュワーデスのココと付き合い始め、入院中の彼女の母の面倒まで見る。しかし後に彼女から一方的に別れを切り出される。

ティエンが取材したニン・ジアクンの息子、カイは、ティエンに一目ぼれし、猛烈にアタック。両親も彼女を気に入る。最初は振り向かなかったティエンだが、その熱意に押され、徐々に彼に心を開く。そしてあっという間にプロポーズ。

ココは、今の母の実子ではないとダーチャオに告白。中学生の時、陰で母の会話を聞いて事実を知ったという。母にもダーチャオにもスチュワーデスだと偽り、高級クラブで働いているのを隠している。しかしダーチャオと知り合ってからは、客の無理な要求を拒否。

医師のアイピンは、勤務先の病院で初めてココに会った時、どきっとする。彼女が昔誘拐された娘と同じ1981年生まれだと知って落ち着かない。しかし彼女に血液型をきいてみるとB型だという。娘の血液型O型ではなくてがっかりする。

ティエンは家族にカイを紹介することを決意。招待の準備をしているところに未練たらたらのヤールンが酔いつぶれた格好で現れる。そしてカイもやってきて両者鉢合わせ。さらにアメリカから帰国した実母ハイユンが、若いボーイフレンド、マイクを連れて登場し、ヤールンに再会の喜びを言う。妹ヨウはいたたまれなくなり、ヤールンを連れ出す。
シェン家での会食は、ハプニングもあったがなごやかに進む。

傷心のヤールンを彼のアパートで介抱するヨウ。そのうちに二人は…

とまあ、こんなふうに物語は進んできました。
オープニング、エンディングの画面を見ると、いろんな男女の組み合わせが描かれ、最終的にはどうなるのやら…といった感じです。(見当はつきますが…)

てきぱき仕事をこなすティエンとだらだらしてるヤールンとは、どう見ても合わない。
けんかばかりしてたという設定で、よく5年も続いたっていう感じ。
ティエンとカイの組み合わせもどーなんだろ。
あまりにも積極的過ぎて、くさい芝居を見てる感じ。
ところでカイって、フォーリーブスの若かりし日の江木俊夫によく似てる。(そう思ってるのは私だけ?)
なごませキャラのダーチャオはいい!
二人で取材中、おばさんがティエンに「奥さん」などと話しかけるが、なんかこの組み合わせが一番お似合いだぁ。
こういう人と暮らしたら楽しいだろうと想像できる。

そして究極のお気楽キャラがティエンとヨウのママ。後妻アイピンのいる家に上がりこんで小説を紹介する。しかしその冒頭の写真は、前夫つまりティエンとヨウのパパ、ホンドゥとのツーショット。
また、ボーイフレンドのマイクとティエンの彼氏カイが同じ申年(さるどし)と知って大喜び。なんだかとっても無邪気だ。

そしてココがアイピンの実娘であるのは決定的?ココの血液型は実はO型だって、ダーチャオに言ってたもの。でもまだわからない。

ヤーピンとヨウはどうなるのだろう。よくみればヤーピンはイケメン。仕事が軌道に乗れば、いい男になるのは間違いなし。バックアップできるのはヨウだけではないか?

とまあ、勝手に想像を膨らませています。
本日放送の#6と#7は録画予定。仕事から帰ってきてからゆっくり観よう!

20060828

2005年/中国/1時間30分/中国版DVD
監 督  霍建起(フオ・ジエンチー)
制 作  李 珍
邦 題  故郷の香り
出 演  郭暁冬  李 桂  賀川照之 

<感想など>
台詞は少ないものの、登場人物の細かいしぐさや数々の小道具によって、彼らの気持ちがありのまま伝わってきます。
ブランコの縄が切れて落下、足が不自由となった暖(ヌアン)(李桂)。一緒に乗っていた井河(ジンフー)(郭暁冬)は、暖に対しいつまでも後悔の念を持ち続け、北京の幹部となってから再び故郷に戻ってくる。暖はすでに唖巴(ヤーバ)(賀川照之)と家庭を持ち、6歳になる娘(関暁彤)がいた。
こういう状況で、食卓を囲む4人。ここで、暖、唖巴、娘が、手話で会話をします。この情景から、彼らの絆が固いこと、貧しいながらも幸せな家庭を築いていることがわかります。
また、かつて川で取っ組み合った二人が、酒を酌み交わしている光景も胸に響きます。唖巴は夫として暖を心底愛している。井河は懺悔の気持ちから何とかしてあげたいと思う。暖を思う両者の気持ちが、痛いほどわかります。
ラストで愛する者のために別離を切り出す唖巴。暖はもちろん同意しません。
全編に「暖」という主題が流れています。邦題ではこの意味を把握しきれていないと思います。

ワンナイト・イン・モンコック

20060828

香港映画(TV録画)
2004年/香港/1時間50分

監 督   爾冬陞(イー・トンシン)
アクション 銭喜楽(チン・ガーロッ)
原 題   旺角黒夜
出 演
呉彦祖(ダニエル・ウー) 張柏芝(セシリア・チャン) 方中信(アレックス・フォン)
銭喜楽(チン・ガーロッ) 林 雪(ラム・シュ) 李 燦(サム・リー) 他

感想など
 二日前の回想から始まるという手法によって、当日起こることに期待が膨らみます。縄張り争いから大きな抗争に発展していく過程では、後の予想がつかず、映像にもストーリーにも目が離せません。また、主人公の呉彦祖、張柏芝がなかなか登場しないことにじらされます。
 全く殺し屋風でないフー(呉彦祖)が登場したとき、この人物の結末が見えるようでした。愛する女性を追う事も香港に来た目的の一つであることは、彼の運命を決定づけるモチーフです。「彼女と出会ってハッピーエンド」なんていうパターンはありえませんから。
 一方、逃避行の相棒、タンタン(張柏芝)は、娼婦という設定ですが色っぽく見えません。そこにこの人物の希望が見えるようでした。
 この物語で一番救われないのはミウ警部(方中信)ではないでしょうか。部下のために偽装工作をしたのに、その部下は撃たれてしまう。命は助かったとしても声は失うだろうという予想がつきます。また、絶命寸前のフーに手を差し伸べる行為から、本当は死なせたくないんだという心の叫びが聞こえてくるようです。ミウ警部の残りの人生はいばらの道となるに違いありません。
 しかし、「かつて犯人を銃殺したことがトラウマとなり家庭が崩壊寸前」という状況が変わる可能性もあります。
 呉彦祖はさすがにうまい!一歩引いた姿勢から狂気で我を失っていく過程は、見ごたえ充分です。
 ラストでタンタンがつぶやく「なぜ香港は『香る港』というの?」という問いからは、彼女の味わった辛酸を感じるとともに、立ち直ろうとする姿もうかがえます。

単騎、千里を走る

20060827

2005年/中国・日本/1時間48分(劇場にて鑑賞)
監 督  張芸謀(チャン・イーモー)
原 題  千里走単騎
出 演  高倉 健  リー・ジャーミン
     ジャン・ウェン  チュー・リン
     ヤン・ジェンポー 寺島しのぶ 中井貴一(声のみ)

<感想など>
 余命わずかの息子健一(中井貴一)を想い、単身中国に赴く父、高田剛一(高倉 健)。
目的は息子が研究している伝統芸能の役者、リー・ジャーミンに会うこと。
まず、その目的を達成させるための苦労が、心を揺さぶります。埒の明かない状況が、高田の熱意によって変わっていく過程を見ながら、思わず「頑張れ」と応援してしまいます。
 山で道に迷い、一晩共に過ごすうちに、高田とヤン・ヤンの心が打ち解けていくところは、芝居という感じがしませんでした。あの場面は素の二人だったと思います。
 そして圧巻はリー・ジャーミンが舞う場面。涙が止まらなくなってしまいました。
 この物語のきっかけは、健一の妻、理恵(寺島しのぶ)が高田に送ったビデオですが、実際にあの理恵のように行動する人はどれだけいるだろうか、と思いました。理恵は理想的な女性像。現実離れした感じを受けましたが、芸術的な映画にはやはり必要なキャラクターかも知れません。
 数ヶ月たった今も余韻を感じています。

小さな中国のお針子

20060827

2002年/フランス/1時間50分(劇場にて鑑賞)

監 督     戴思杰(ダイ・スージエ)
プロデュース  リズ・ファヨル
原 作     戴思杰「バルザックと小さな中国のお針子」(フランス語)
出 演
周 迅(ジョウ・シュン) 陳 坤(チェン・クン) 劉 (リウ・イェ)  王双宝  叢志軍 他

<感想など>
全編が白く透明のベールがかかっているようで、官能的な雰囲気を覚えました。ルオ(陳坤)とマー(劉)は下放されたという設定になっていますが、悲惨さを全く感じさせません。この二人が村に与えた影響は大きく、それを肯定的にとらえていることが、中国で放映されない原因でしょう。むしろこの設定は皮肉のようにも思えます。
お針子(周迅)が変わっていく過程では、彼女が大成することを想像しましたが、結局行方知れずのまま終わります。彼女が終始「お針子」であって、名前で呼ばれないゆえんでしょう。彼女の存在はベールに包まれたままです。
それと対照的に、ルオとマーはそれぞれ社会的に成功します。自我に目覚めていくお針子が彼らに与えた影響も大きかったといえます。

整理券番号があたって香水をいただき、その香りがこの映画の印象となって残っています。

初恋のきた道

20060827

中国映画(2000年劇場にて鑑賞)
1999年/中国/1時間29分

監 督  張芸謀(チャン・イーモー)
原 題  我的父親母親
出 演
章子怡(チャン・ツィイー) 孫紅雷(スン・ホンレイ) 
チョン・ハオ  チャオ・ユエリン  リー・ピン  他

感想など
 娘時代の母(章子怡)がひたすら走る姿が印象的。登場人物の人物背景は極力省略し、母の姿だけを追い求めた映像が続きます。ストーリー性はほとんどないのに、なぜこんなに感動するのだろう、と不思議な気持ちになりました。
 一つは、主人公のけなげさ、一生懸命さは、見ていてあきないということです。自分たちが日ごろ忘れかけた気持ちを思い起こさせてくれた意味は大きいと思います。
 二つ目は「一目ぼれ」、「初恋」のインパクトの強さです。恋愛の経過とか、人物背景など、説明する必要がないほど強烈な設定です。
 映像のほとんどは母の姿であり、母がほれぬいた父(チョン・ハオ)の人間性を知る事はできません。ラストに勉強を教えている父の声がきこえますが、それが彼のすべてを物語っていると思います。私はここで再び涙が出ました。

向左走・向右走

20060827

left.jpg  8DVDs 22話
  監 督  姚 遠  頼建国
  邦 題  君のいる場所
  原 作  幾米『向左走・向右走』(絵本)
  出 演  陸 毅 賈静雯 呉慶哲 李 霞 
       許紹洋 林棟甫 喬振宇 李 妹 他

<あらすじ>
バイオリニストを目指す沈世涛(陸毅)と翻訳家の崔楽平(賈静雯)は、アパートの隣に住んでいるが、会ったことがない。ある日公園で出会った二人は、楽しい時間を過ごし、電話番号を交換する。しかし、どちらも番号を書いた紙がぬれて数字が読み取れず、会うことができない。門を出るといつも、世涛は左に、楽平は右に行くからだ。
いつもすれ違う二人。いつになったら会えるのだろうか。

<感想>
原作に色々な要素を加えて、主人公二人の背景がわかるようになっています。特に味を出していたのが、世涛のパパ(林棟甫)。楽平とのやりとりはほほえましく感じます。
楽平を演じた賈静雯がキュートでかわいかった。いつも前向きに生きているところに共感を覚えます。陸毅は、賈静雯の輝きの後ろに隠れるような、一歩引いたキャラクター。御曹司でありながら、バイオリニストとして大成するためストイックな生活を選んだ心意気を表しているのでしょうか。
このドラマに一貫して登場する小道具が傘。主人公と同じように、傘の存在は絶大です。
全体が一幅の絵になっていて、世涛の奏でるバイオリンの音色にのせられ進行していくようでした。

セブンソード

20060825

香港映画(2006年劇場にて鑑賞)
2005年/香港/2時間33分

監 督      徐 克(ツイ・ハーク)
アクション監督  劉家良(ラウ・カーリョン)
原 題      SEVEN SWORDS(七剣)
原 作      梁羽生「七剣下天山」
出 演
黎 明(レオン・ライ)  甄子丹(ドニー・イェン)  揚釆妮(チャーリー・ヤン) 孫紅雷(スン・ホンレイ)  陸 毅(ルー・イー)   キム・ソヨン  周群達(ダンカン・チョウ)   戴立吾   張静初  劉家良(ラウ・カーリョン) 他

感想など
 この豪華キャスト見たさに劇場まで足を運びました。残酷なシーンが長時間続いて目を覆いたくなることもありましたが、それぞれの俳優の演技には満足でした。鑑賞前に楽しみにしていたのが黎明の古装。現代劇の印象しかなかったので想像がつきませんでしたが、意外に似合っていました。シックな衣裳が印象的。俳優の個性や役柄を充分考慮したのがうかがえます。
 風火連城(孫紅雷)の部下、十二門将の中にいる、白塗りで頭半分をそりあげた女(チェン・ジァジァ)には期待していたのに、あっさり死んでしまったのが残念。最後まで主人公たちに絡んだ方がおもしろかったのに。
 ラストは「7人の侍」を観ているようでした。

PROMISE/無極

20060825

中国映画(2006年劇場にて鑑賞)
2005年/中国/2時間04分

監 督  陳凱歌(チェン・カイコー)
制 作  陳 紅(チェン・ホン)
原 題  無 極
出 演
真田広之    チャン・ドンゴン   張栢芝(セシリア・チャン)
謝霆鋒(ニコラス・ツェー)劉(リウ・イェ)陳紅(チェン・ホン) 他

感想など
 2回も劇場に足を運んだ作品。ストーリーよりも俳優の演技や衣裳の方に関心があって、美の世界を堪能しました。特に興味を覚えたのは謝霆鋒の公爵と劉の刺客。立場も色(白と黒)も対照的な二人が、物語の核を作っているように思います。
 登場人物の性格が明確に作られているのも特徴的です。実は大将軍(真田広之)と刺客は「卑怯」という共通の性質を持っています。刺客の方がその性質を前面に出し、闇に包まれたような存在であるのに対して、大将軍はその性質を秘めながらも、華やかで、正当を主張しています。
 公爵は裏切られたことがトラウマとなり、生き方が運命付けられてしまっている。ある意味、奴隷崑崙(チャン・ドンゴン)より悲惨な人生を強いられているといえるでしょう。謝霆鋒は、その無念さとかある種のいやらしさを、極限まで演じています。
 ところで真田広之とチャン・ドンゴンの中国語ですが、私はチャン・ドンゴンの方がうまいと思います。真田広之の言葉は中国語っぽいんだけど伝わらない。それに対してチャン・ドンゴンの言葉は、ゆっくりていねいに発音しているので聞き取りやすい。でもどちらも相当努力したと思います。
このような俳優たちのコラボを見られて大満足でした。

君さえいれば/金枝玉葉

20060824

香港映画(レンタル)
1994年/香港

監 督  陳可辛(ピーター・チャン)
制 作  曾志偉(エリック・ツァン)
原 題  金枝玉葉
出 演
張國榮(レスリー・チャン) 袁詠儀(アニタ・ユン) 劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
陳小春(チャン・シウチョン) 他

あらすじ
 ウィン(袁詠儀)は、人気女性シンガー、ローズ(劉嘉玲)の大ファン。ローズの恋人で音楽プロデューサーのサム(張國榮)が主催するオーディションに合格し、ローズに近づこうと考える。しかし応募資格は男のみ。ルームメイトの幼なじみ、ユーロウ(陳小春)の協力によって男装したウィンはオーディションにのぞみ、思いがけず合格する。
 サムの家で共に生活を始めるウィン。二人はいつしか惹かれあうようになるが、サムは自分がゲイではないかと悩む。そして次第にローズとサムの間に亀裂が入り…

感 想
 笑わせる場面、胸キュンの場面、手に汗握る場面などに目が離せず、鑑賞している間ずっと興奮状態が続きました。ユーロウが用意したペンライトは最初から最後まで重要な役割を果たし、「人生を変えた小道具」とも言えます。
 一番の山場は、サムが「追」を弾き語りする場面。すべてを物語っている―と胸が高鳴りました。そしてウエディングドレスを着たウィンがひたすら走るところでは自分もまた一緒に走っている気分になりました。
 ローズがみせたりりしさも印象的です。成熟した女性の強さに魅力を覚えます。
 私にとっては、いつまでも心に残る名作です。

西太后

20060824

香港映画(レンタル)
1995年/香港

監 督  劉偉強(アンドリュー・ラウ)
制 作  王 晶(バリー・ウォン) 陳嵐
原 題  滋禧秘密生活
出 演
梁家輝(レオン・カーファイ) 邱淑貞(チンミー・ヤウ) 于榮光 他

感想など
 故宮に興味があって借りてみたのですが、思いがけず色香漂う映像で、女性の自分でも得した気分になりました。西太后というと、イコール悪女のイメージですが、この作品では玉蘭(邱淑貞)〈後の西太后〉を「かわいそう、哀れ」という視点から描き、権力を振るうようになっても常に味方の立場から描写しているように感じました。
 恭親王(梁家輝)を好きなのに皇帝(于榮光)に嫁がざるをえなかった。自分に反感を持つ者がかわいがっていた猫を殺した。皇帝に暴力を振るわれた… 前半は「かわいそうな玉蘭」中心に展開します。そして思いがけなく殺人を犯した玉蘭を恭親王がかばったあたりから、物語は急展開。つまり、玉蘭は、生きるためには殺人でさえ正当化せざるをえないことを悟ったのです。男の愛を得るための手ほどきを受ける玉蘭。これが成功すると、彼女の暴走はとどまることを知らなくなります。
 でも結局彼女をこうさせたのは誰なのか、恭親王ではないか、という問いかけが聞こえてくるようです。
 愛する人と、公には一緒になれなかった女性の悲しみが、全編につづられています。

原味の夏天

20060824

台湾ドラマ(レンタル)
5DVDs 20話

監 督     楊冠王
プロデューサー 辛誌諭
原 題     原味的夏天
出 演
邱澤(ロイ・チウ) 楊丞琳(レイニー・ヤン)
沈建宏(ジョン・シェン) 陳怡蓉(タミー・チェン)
何潤東(ピーター・ホー) 午馬(ウー・マー)
欧定興(エドワード・オウ) 張朝閔 林涵 揚千霈 陳承祥 林育徳 他 

あらすじ
 アリー(邱澤)とエン(沈建宏)の兄弟は、民宿を営む祖父(午馬)と台湾の島に住んでいる。パンパン(楊丞琳)や彼女の兄ティエ(欧定興)ら数人の仲間もその民宿を手伝い、皆で楽しい日々を過ごしていた。ところが島の再開発計画がもち上がり、経営難の民宿は、存続が危ぶまれる…

感 想
 まぶしい夏の太陽の下で繰り広げられる若者の物語。邱澤は「星の輝く夜に」とは打って変わって笑顔がすてきな青年を演じています。親がいないという設定によってどこか翳のある表情も見せますが、それもキャラクターの魅力となっています。
 おじいちゃんの人間性がすばらしい!!仕事と家事育児すべてをこなし、若者たちのよき理解者。信頼も絶大。理想的なおじいちゃんです。
 再開発計画を進める呉嘉駿(張朝閔)の存在は不気味でした。学歴はあるが人間的な成長が遅れている典型的な例。最後の変わり方もなんだか不自然。でもこういう人いるよね!と話題になりそうな人物です。
 楊丞琳をはじめ、若者の体当たりの演技が、コバルトブルーの海辺とマッチしてさわやかな印象を与えてくれます。邱澤の歌もよく、楽しく鑑賞できた作品でした。

フェイス・トゥ・フェイス

20060824

香港ドラマ(レンタル)
7DVDs 20話

監 督  王少杰
原 題  雙面伊人
出 演
鄭伊健(イーキン・チェン)   袁〔シ吉〕宝(フェニー・ユン)
謝天華(マイケル・ツェー)   曹永康(チョー・ウィンリム) 他

<あらすじ>
記憶喪失となったティン(鄭伊健)は、偶然知り合ったミン(謝天華)の家に居候しながら彼の仕事を手伝い、記憶をたどる。彼の記憶には一人の女性(袁〔シ吉〕宝)だけが残っていた。ある日彼のいとこだという男シュンが現れ、ティンが天才的なゲームクリエーターだったことを明かす。また、シュンの恋人シン(袁〔シ吉〕宝)を紹介されたティンは、彼女が記憶の中の女性とそっくりであることに驚く。
ティンは真実を探るうちに、シンの秘密や、自分が巻き込まれた事故について知ることとなる。

<感想など>
サスペンス・アクション・ドラマ、といったところでしょうか。すごくおもしろい!!これまで観たドラマの中でも異色でした。記憶喪失という設定は常套手段だけど、これを解明するまでの過程にスリルがあるし、そのあとも謎が続出、全編あきさせません。
恋愛の場面も楽しめます。シンを守ろうとするティンのたくましさや優しさが、胸にキュンときます。今まで観てきた鄭伊健は、ハードなイメージが強かったのですが、この作品ではソフトな表情が魅力的。子供とゲームに興じる姿はかわいいし(?)、一方でアクションシーンも見せてくれて、彼のイイトコ満載です。得な役柄だと思います。
袁[シ吉]宝の、瞬時に性格を切り替える演技は見事。これは二役とも違う、かなり高度な技術ではないでしょうか。
徐々に変わっていくシュンを演じた曹永康ははまり役。ラストは実に猟奇的です。
シリアスなストーリーの中に、ジョークがはさまれ、はらはらドキドキしたり、笑ったりと、けっこう刺激的でした。

黄色い大地

20060823

中国映画(1986年劇場にて鑑賞)
1985年/中国/1時間34分

監 督  陳凱歌(チェン・カイコー)
撮 影  張芸謀(チャン・イーモー)
原 題  黄土地
出 演
薜 白(シュエ・バイ)
王学圻(ワン・シュエチー)
譚 託(タン・トゥオ)

感想など
 たぶん、初めて観た中国作品です。何て救われない映画なんだろうと、暗い気持ちで劇場を後にした記憶があります。一筋の希望を持ちながら、黄河の濁流に消えていった少女。生死の程は明らかにしていないけれど、ほとんど絶望的です。
 でも20年たってレンタルDVDで再び観たところ、感覚が全く違いました。
 八路軍の兵士との出会いによって少女の心が変化する過程が、綿密に描写されています。売買婚を見て自分もその運命にあるのだとあきらめていた少女が、やがて革命に参加したいと考えるようになる。この出会いが少女にとってよかったのか悪かったのか。そんな課題を突きつけられているように思えました。
 また、当時は灰色の印象しかなかったのですが、今回は黄色や赤など様々な色彩に、一種の力強さを感じました。特にラストの色使いや人々の動きは圧巻です。改革開放に向け動き出した80年代の中国を投影しているかのようでした。

愛にかける橋

20060823

中国映画(2004年劇場にて鑑賞)
2002年/中国・オーストリア/1時間58分

監 督  胡 玫(フー・メイ)
制 作  王浙浜(ワン・チービン) ジョセフ・コッシャー
英 題  ON THE OTHER SIDE OF THE BRIDGE
中文題  芬妮的微笑
出 演
ニーナ・ブロル(オーストリア)
王志文(ワン・チーウェン)


感想など
 中国人男性と知り合い結婚、中国大陸で激動の時代を生きたオーストリア女性の、波乱の生涯を描いた作品。固い絆で結ばれた夫婦は、日中戦争、文化大革命といった時代に翻弄されながらも愛を貫きます。封建的な風習の中にあって常に妻の味方であり続けた夫も、その風習になじもうと努力する妻も、見事な生き方といえます。農作業をしたり、裁縫をこなしたりする彼女の姿には脱帽。姑の信頼を勝ち取っていく過程は感動的です。
 王志文のまっすぐな演技が印象的。ウィーン留学中にスケートをする場面は、年齢的に無理があるような気もしました。でもその危なっかしさがかえってよかったのかも。
 おばあちゃんとなった彼女が、ゆったりと川で洗濯をする姿が印象的でした。

僕の恋、彼の秘密

20060823

台湾映画(2005年劇場にて鑑賞)
2004年/台湾/1時間33分

監 督  陳映蓉(DJ・チェン)
原 題  17歳的天空
出 演
楊祐寧(トニー・ヤン)      周群達(ダンカン・チョウ)
金 勤(キング・チン)      季宏全(ダダ・ジー)
楊竣閔(ジミー・ヤン)      張大(ジェイソン・チャン) 他

あらすじ
 17歳の少年ティエンは、充実した夏休みを送りたいと思い、故郷の田舎を離れ台北にやって来る。彼がその地で最初に会ったのは超イケメンのバイ(周群達)で、ティエンは彼に一目ぼれ。しかし彼の正体はプレイボーイであり、これまでに泣かせた男は数知れず。
 ルームメイトのユー(金勤)や、仲間のCC(季宏全)、アラン(楊竣閔)は、ティエンに忠告するが、バイとの仲は深まっていく。そしてついに結ばれるが、ある日バイは黙って去る。実はバイにはある秘密があった。

感 想
 とにかく面白い映画でした。ゲイをテーマにした作品には暗さがつきまとうのですが、これはメチャクチャ明るい内容でした。途中失恋か?と思われる場面も沈みこむような雰囲気はなく、「希望ある未来」を想像することができました。
 なぜだろう。主題は「男同士の恋」ではなく、「自分探し」。たまたま登場人物が全員男で、ゲイである、という設定だけど、それを面白おかしく語ることが目的ではなく、人間としての生き方を問う内容だからでしょう。このように考えると、原題「17歳的天空」は、内容にぴったりです。
 ほのぼのとした気持ちになって映画館を後にすることができました。

星が輝く夜に

20060823

7DVDs 20話

監 督     張中一
プロデューサー 梁明智
原 題     雪地裡的星星
出 演
陳怡蓉(タミー・チェン)・何潤東(ピーター・ホー)・邱澤(ロイ・チウ)
游鴻明(クリス・ヨウ)・王建隆(スタンレー・ワン)・郭欣儒・胡雅評
倪淑君・廖慧珍・方文琳・姜育恆・柯受良(ブラッキー・コー)・他
   
<あらすじ>
ある日、イーロン(陳怡蓉)は街角で出会いがしらに、画家のピーター(何潤東)に衝突。これが縁で2人は惹かれあい、付き合い始める。一方、イーロンの義弟アツァ(邱澤)も彼女を愛していた。アツァは偏屈だが、絵を習っているピーターには心を開いている。3人は微妙な関係になる。
実は20年前、イーロンは、北海道での交通事故で、瀕死状態の母(陳怡蓉二役)から生まれた。当時父(姜育恆)と自分を救ったのが、偶然通りかかったホー父子(何潤東・余晉)。そのときの少年がピーターである。
後に父を亡くしたピーターは養護施設で育つが、不治の病に侵される。親友のホンミン(游鴻明)はその病を治すべく医者となり、現在彼の主治医である。ピーターは病と闘う決意をするのだが…

<感想など>
ピーターが入院するまでは物語が順調に流れていきますが、その後はマンネリ化したように思えました。
看護士ヤーピンのピーターへの想いも不自然。アツァに片思いのシンルー(郭欣儒)も一途過ぎてイタイ。イーロンの眼病は物語全体であまり意味がない。仲間同士で北海道に渡った後も、体力がないはずのピーターが元気すぎる…

ピーターは魅力的な人物ですが、彼の生き方自体がぼやけているから、最後まで描写し切れなかったのだと思います。芸術家としての姿勢をはっきり描いてほしかったな。また、強い絆で結ばれているホンミンの存在が薄いのも不自然。最期の場面には彼が必要だったのではないでしょうか。

ストーリーには注文がたくさんあるけれど配役はよかった。游鴻明は、出番は少なかったけど好演していました。病院の廊下を歩くシーンでは、隣の何潤東が小さく見えたほど長身(192センチだとか)。私はこのタイプが好き。ヤーピンは彼を好きになるのかと思いました。その方がストーリー的によいのでは?
廖慧珍はPing Pongにも出演していて、物語全体をなごませてくれる貴重な存在です。忘れてはならないのが氷屋の主人役、柯受良。ピーター、アツァへの影響力は絶大です。
全編に流れる音楽がステキでした。

刁蛮公主

20060822

中国版36VCDs 全36話
監 督      金鏊
プロデューサー  建国
出 演      蘇有朋・チャン‐ナラ(韓国)・洪 欣
         寇振海・呂 行・陳秀麗・鮑 蕾・王 道
         王 剛・林江国・高 璐・他
   
<あらすじ>
将軍司徒青雲(王道)の娘司徒静(チャン‐ナラ)は、時々男装して街に出ては、得意の武術で悪者を退治していた。人々から「小龍蝦」の名で親しまれている彼女は、ある日皇帝の朱允(蘇有朋)、雲南王(寇振海)の息子、白雲飛(呂行)と意気投合、それぞれ素性を明かさぬまま義兄弟の契りを結ぶ。
やがて朱允と白雲飛は同時に司徒静を好きになる。しかし白雲飛は朱允の妹、安寧公主(鮑蕾)と結婚する運命にあった。朱允と司徒静は相思相愛であるが、親戚関係にある文媚(陳秀麗)は皇后の座を獲得すべく、積極的に朱允に近づく。
やがて、司徒静の出生の秘密が明らかになる。

<感 想>
時代劇ラブコメディといった作品。軸となるのは皇帝と将軍の娘の恋愛で、これを中心に、三角関係、猛反対にあう恋などが複雑に絡み合います。政治的な話もありますが、どちらかというと恋愛に重点が置かれています。
チャン‐ナラ演じる司徒静の表情が豊かで楽しめました。お嬢様だけど武術が強くて、実は前王朝のお姫様だった、なんていう設定はまるでおとぎばなし。それから彼女にぞっこんの白雲飛の執着心がすごい!!だから後半安寧に傾いていく過程は急ぎすぎているように感じました。
皇帝役の蘇有朋は、時には威厳を持ち時には開放的で、この役を楽しんでいるようでした。やはり最高権力者は演じていて気持ちがいいでしょうね。
太后(顧咏非)やその弟で狡猾な文章(王剛)、司徒青雲、雲南王などが脇を固め、全体を引き締めていました。

心動列車

20060822

20VCDs 全20話
監 督     王明台
プロデューサー 張恵美
出 演
蘇有朋(アレック・スー)・許慧欣(イボンヌ・シュー)・蘇慧倫(ターシー・スー)
周群達(ダンカン)・張孝全・李李仁・徐懐・加賀美智久・顔頴思・増山裕紀
夏如芸・蔡燦得・施易男・北村豊晴・揚祐寧(トニー・ヤン)・張鈞・他
   
<内 容>
4つのストーリーがオムニバス形式で構成されたドラマ。
第1話は7年ぶりに再会した元恋人同士の話。携帯電話ショップのアルバイト店員、阿晃(蘇有朋)は、高校時代の恋人小五(許慧欣)との再会によって、自分の生き方を見つめなおす。一方小五は、この再会が、これまでの不倫関係を考えるきっかけとなる。
第2話は歌手を目指すAnita(蘇慧倫)と、隣人で撮影助手の阿垂(張孝全)の物語。数々の挫折を経験した二人の、仕事と恋の行方はいかに…
第3話はバツイチで才能あふれるカメラマンMike(李李仁)とファッション雑誌の編集者橘子(徐懐)の物語。不器用な二人が、それぞれ本当の気持ちに気づいたときに…
第4話は四角関係の男女の物語。撮影助手の阿得(蔡燦得)は先輩で駅員の陳崇光(施易男)が好き。陳崇光は小路(夏如芸)を好きだが、彼女が好きなのは俳優志望の阿堅(増山裕紀)。そして阿堅は後輩の阿得に思いを寄せている。

<感 想>
MRTの駅構内や電車を背景に、様々な恋模様が描き出されている、おしゃれな物語です。4話に共通して出てくるのはパブLOSTとそこで働くMonica(顔頴思)。登場人物への一言が結構意味深長で、物語の進行役ともいえる人物です。
1話では、蘇有朋の「女性を口説くことばかり考えている軽い男」が、最初は珍しかったのですが、結局それでは終わらせないところは蘇有朋だからでしょう。高校時代の彼を揚祐寧が演じているけど、かなり違うなぁ、顔も体格も。
2話が一番好きです。お互い素直になれない様子は見ていてもどかしいんだけど、そこがどちらもかわいい。蘇慧倫と張孝全の演技も好感が持てます。この話はやはりラストがすばらしい!!会話に感動!!です。
3話、4話には日本人も登場。加賀美智久さんは、この世にいないようないい人を演じています。また、北村豊晴さんはテンションの高い個性的な役柄。増山裕紀さんは台湾で人気の高い俳優さんで、揺れる心を上手に演じています。
MRTが大好きなので、自分も一緒に電車に乗ったり駅の構内を走ったりしているような気持ちで観ていました。

深海 Blue Cha-Cha

20060819

2005年/台湾/1時間48分(劇場にて鑑賞)

監 督  鄭文堂
出 演  蘇慧倫(ターシー・スー)
     李 威(リー・ウェイ)
     陸弈静(ルー・イーチン)
     戴立忍(レオン・ダイ)

「深海」―その名の通りの作品でした。
主役ターシー・スーは、以前「心動列車」で気丈な(でも寂しさを抱える)役を情感たっぷりに演じていたので、今回も期待していました。
期待通りでした!
そしてルー・イーチンも素敵!!
この人演ずるアンの生き方が、作品の根本を築いていると思います。
それから、かっこいい俳優を使っているんだけど、どちらも男のエゴが前面に出ていて、「普通の人間」であるところが、特徴的でした。

プログラムの装丁は映画の内容とマッチしていて、おしゃれです。

魔術奇縁

20060818

20VCDs 全20話
監 督     チャン・シウホン(韓国)・劉 志
プロデューサー 李 密
脚 本     リ・ジンリン(韓国)
出 演
蘇有朋・林心如・カンタ・寇振海・牛萌萌・唐一菲・牟 雲・厳 崑
王 鵬・袁文康・他
   
<あらすじ>
国内屈指のマジック団を率いる蔡飛鴻(寇振海)の弟子には、金修(カンタ)、林暁梅(林心如)というトップクラスのマジシャンがいる。暁梅は飛鴻の養女で、金修とは恋人同士である。ある日中華料理店のアルバイト店員、呉俊安(蘇有朋)が、配達先のマジック団から、どんぶり運搬用のケースだと勘違いして、外見がそっくりの公演用の道具を持ち帰ってしまう。そのため、マジック公演は大失敗に終わる。
俊安はマジック団で腕を磨くことで償おうと考える。彼がマジック団に入ったことで、金修と暁梅の間には微妙なズレが生じる。

<感 想>
蘇有朋、林心如、カンタのマジックが見所の一つ。特にカンタのパフォーマンスは華やかです。蘇有朋は普段の格好とマジシャンになったときの差が大きく、これまでの役柄との違いが楽しめます。林心如は前作品よりほっそりとして、大人の雰囲気が漂います。
カンタはちょっと損な役回りのように思えます。野望を胸に秘め、破滅への階段を駆け下りていく様子は鬼気迫るものがあって上手です。でも、もっと救いがあってもよかったのではないでしょうか。
牛萌萌は「揚門虎将」の時とは打って変わって、徹底的な悪女で、しかもセクシーな役柄。芸域の広さを感じます。
注目は俊安の弟、奇安役の袁文康。腕の立つボスの顔と、懺悔の気持ちでいっぱいの弟の顔をうまく演じ、見ていて切なくなります。
結末は「あーやっぱりこう来たか!!」という感じでした。

揚門虎将

20060818

中国版 12DVDs 30話
台湾版 17DVDs 33話

監 督     梁徳龍
プロデューサー 李 密
アクション指導 劉 峰
出 演     蘇有朋・チェリム・狄 龍・趙雅芝
        寇振海・胡 静・王 艶・方舟波
        厳 崑・保剣鋒・牛萌萌・張 誼
        王世文・林江国・於小偉・趙 強
   
<あらすじ>
揚業(狄龍)は北宋に仕えるようになってから次々と手柄を立て、太宋(方舟波)から天波府を賜る。宋の丞相、潘仁美(寇振海)はこれを苦々しく思っていた。
揚業の四番目の息子楊四郎(蘇有朋)は虚弱体質で、7人の息子の中で最も偏屈に育った。母、余賽花(趙雅芝)の愛は感じていたが、父からは頼りにされていないと思い込んでいた。ある日武術に秀でた男装の娘(チェリム)と出会い、互いに惹かれる。しかし彼女は揚家とは不仲である潘仁美の娘、潘語嫣だった。
二人の愛は次第に深くなっていくが、潘仁美は絶対に許さず、語嫣の政略結婚を決める。しかし彼女を不憫に思った兄、潘豹(趙強)の協力もあって脱出に成功。ところがこのときの計らいがあとで思わぬ結果を引き起こす。
 
<感想など>
中国版と台湾版では結末が異なります。それも主人公の運命に関わることなので、こうした二種類の結末があること自体が不思議でなりません。結末が違うと物語全体の印象が違ってきます。

蘇有朋とチェリムはここでも障害を乗り越えようとする恋人同士を演じており、パターンも「情定愛琴海」と非常によく似ていると感じました。ただ、母親は全然違います。賽花が夫や息子たちに注ぐ愛情は暖かさがあふれ、息子たちの嫁や語嫣をも、優しく包み込みます。時には冷静な判断をして家族を支えるところには、力強さも感じられます。まさに「女の鏡」!

揚業役は「男たちの挽歌」で張國栄の兄を演じた狄龍さん!!なつかしー!あの独特の武術を七郎(厳崑)に教える場面もありました。ちなみに「スター・ランナー」では呉建豪クンにも指導していました。この懐の深い揚業が、私は好きです。

寇振海は「環珠格格」とはうってかわって狡猾なキャラクター。胡静は「少年張三豊」のおしとやかな女性とは正反対の、強いお姫様を演じています。初めは別人かと思いました。このように、出演者について、他作品の演技と比較しながら観るのも楽しいものです。
後半、四郎は遼国の明姫公主(胡静)とのからみが多くなり、悲惨な場面も増えます。結末の予想が全くつかず、手に汗握りながらの鑑賞でした。

愛と死の間(はざま)で

20060817

2005年/香港/1時間42分(劇場にて鑑賞)

監 督  余偉國(ダニエル・ユー)
原 題  再説一次我愛〔イ尓〕
出 演  劉徳華(アンディ・ラウ)
     揚采妮(チャーリー・ヤン)
     蔡卓妍(シャーリン・チョイ)
     黄秋生(アンソニー・ウォン)
     許紹雄(ホイ・シウホン)
     黄淑儀(ジジ・ウォン)
     林 雪(ラム・シュー)
   
<感想など>
本編が始まるまでに30分。う~ん長い!始まるとなぜかおなかが鳴り出した。以降、おなかを押さえながらの鑑賞。周りの方、聞こえてたらごめんなさい…でした。

さて、内容は期待通り満足できるもので、遠くから行ったかいがありました。今まで観た劉徳華出演作の中では一番感動的。「インファナル・アフェア」も、その前の「LOVERS」も、私にとっては別の世界の物語でしたが、この作品からは終始自分の生き方を問われている様な感覚を受け、登場人物が身近な存在に思えました。
過去と現在をシンクロさせる手法によって、コウ(劉徳華)の無念さがより強く伝わってきます。そしてチーチン(蔡卓妍)の天真爛漫さが、悲しみをより増幅させるのです。

一方、ユンサム(揚采妮)のしっとりした中にある芯の強さからは、生きる勇気をもらいました。
特に印象に残ったのはチーチンの両親(許紹雄・黄淑儀)。ユンサムに会う場面では二人の思いが胸に迫ってきて目頭が熱くなりました。子に先立たれた親の悲しみ…。二人が娘の死を徐々に受け入れていく姿もまた、心の再生を表しているといえるでしょう。

情定愛琴海

20060817

14DVDs 全40話

監 督     江豊宏
プロデューサー 梁漢輝
邦 題     エーゲ海の恋
出 演
蘇有朋・チェリム・何潤東・陳姿穎・施大生・傅芸偉・鮑逸琳
池華〔王京〕・王 宇・他
   
<あらすじ>
音大生関暁彤〔クワン・シャオトン〕(チェリム)は、ひょんなことから名前も素性も知らない黎耀翔〔リー・ヤオシャン〕(何潤東)という青年と共にギリシャを旅行することになる。一方、陸恩祈〔ルー・アンジー〕(蘇有朋)は母、周美齢(傅芸偉)、母の旧友の娘である連怡倩(鮑逸琳)とギリシャを訪れる。恩祈の運転する車が暁彤にぶつかりそうになったことから二人は顔見知りになり、偶然一緒にセントリーニ島へ。この地で二人は互いに惹かれあい、アテネで再会する約束をする。しかし急用により恩祈はカナダへ帰国、待ちぼうけを食わされた暁彤は傷心のまま上海へ帰る。
帰国後暁彤は偶然耀翔に再会し、二人は友人となる。そしてある日、恩祈とも再会するのである。恩祈も暁彤も、互いにかけがえのない存在であると意識し、愛を育んでいくのだが…

<感想>
初めて蘇有朋と出会った作品なので深い思い入れがあります。だからかえって、受け入れられない内容も多く、特にラストは納得できません。ストーリー展開から考えるとアレしかないかも知れませんが。
母親が息子を束縛する理由がラスト近くで明かされますが、何かこじつけたような感じがします。生きがいが子供だけだったと言いたいのなら、わざわざ理由をつける必要もないと思うのです。母親の経歴をあらかじめ作っておき、彼女の人生観をドラマに投影すれば、もう少し筋がまとまるのではないでしょうか。
恩祈の父陸良平(施大生)と暁彤のいとこ鄭慧玟(陳姿穎)の不倫は、このドラマでは一番自然であり、皮肉なことにこの二人が最も幸せになるのです。二人が結ばれるまでの過程では色々な人が傷つきます。しかし自分の気持ちを殺して生きようとした恩祈に比べればずっと罪は軽いのです。恩祈は怡倩を、暁彤は耀翔を放っておけず、「自分たちだけが幸せになる事はできない」と言う。これはもしかしたら究極のエゴかも知れません。
内容には色々注文がありますが、一番魅力的な蘇有朋を見られるのはこの作品だと思います。

情深深雨濛濛

20060816

49VCDs 全49話
原 作: 〔王京〕瑶
監 督: 李 平
プロデューサー: 荘立奇
出 演: 趙 薇・古巨基・林心如・蘇有朋・高 鑫
    李 郁・徐 路・寇振海
    徐 幸・王 琳・楽珈彤
   
<あらすじ>
満州事変後、中国東北部の軍閥、陸振華(寇振海)一家は上海に逃げ、フランス租界で暮らすことになる。しばらくして振華の第九夫人、雪琴(王琳)は第八夫人、文珮(徐幸)とその娘依萍(趙薇)を追い出す。依萍は生活の窮状を訴えるため陸家を訪れるが、そんな娘に振華はむちを振るい、心身に深い傷を負わせる。生活費を工面するため依萍は母に黙ってダンスホールで働き始める。
陸家には依萍と同い年の異母妹、如萍(林心如)がおり、二人は同時に書桓(古巨基)を愛する。姉妹の間で揺れ動く書桓。また、彼の同僚でルームメートの親友、杜飛(蘇有朋)は如萍にぞっこん惚れ込んでおり、あらゆる手を使ってアプローチする。如萍の弟で書桓と杜飛の同僚である爾豪(高鑫)は、学生の方瑜(李郁)と付き合うが、二人の前には深刻な問題が立ちはだかる。
なお、国内では国共の内戦が始まろうとしていた。

<感想>
「環珠格格」に出演の趙薇、林心如、蘇有朋の三人がここでも共演。それぞれが個性的な役柄を熱演しています。「環珠格格」が全体的にユーモラスに作られていたのに対し、こちらは時代の影響もあって深刻な内容が続きます。ありえないほど悲惨な設定が、杜飛のひょうひょうとした人柄に救われている部分もあります。

全49話はやはり長い!書桓、趙薇、如萍の三角関係が長く続き、喧嘩、仲直り、求愛、親子の確執といったパターンが繰り返されると、いい加減あきてきます。「環珠格格」の72話よりも長く感じたほどです。
でも若者たちが困難につきあたるたびにアイデアを出し合い問題解決に向かう、というストーリーには好感が持てました。特に可雲(徐路)の回復のためにみんなで協力し合う所は、彼らのサークル活動に共に参加しているような感覚になりました。

物語が転換する後半は流れがよく、如萍と杜飛中心の場面も多くて楽しめました。

後天美女

20060816

9DVDs 全26話
監 督: 張正国
プロデューサー: 呉 毅
出 演: 黄 奕・許紹洋・黄 覚・劉儀偉
     林韋君・鐘欣凌・趙 晶・孫 佺
     李 彤・何潤東・他
   
<あらすじ>
結婚に漠然とした不安を抱いた陳美(黄奕)は、結婚式直前に逃げ出し上海へやって来る。容貌の醜さや経験のなさから様々な壁に突き当たるが、唯一の特技である武術の腕を買われ、飲食店の用心棒の職を得る。
一方、雑誌SHOWの編集長、林敏謙(許紹洋)は、「ブス改造計画」を提案し、陳美に白羽の矢を立てる。陳美は迷ったが提案を受け入れ、揚尚卿(劉儀偉)が社長を務めるこの出版社に入る。ここでは憧れの先輩、魏正国(黄覚)や、元クラスメートの羅美玲(鐘欣凌)も働いていた。
やがて陳美は有名になるが、たえず試練が待ち受け、敏謙の妻でカメラマンの張文希(林韋君)や上海にやってきた婚約者、土豆(李彤)も巻き込んでいく…

<感想>
個性豊かな脇役がドラマ全体をリードしています。羅美玲はパワフルで心根の優しい女性。大きな目と体に迫られると誰もが「はい」と言わざるを得ない雰囲気を持っています。終始悪役の魏正国は、狂気すら感じさせます。目立たないけれどしっかり脇を支えているのが美玲の弟、羅志明(孫佺)。優男だけど意思をはっきり言うキャラクターは好きだな。文希の気持ちもよくわかります。
土豆は本当に土豆(ジャガイモ)そっくりの顔かたちで、笑えました。気持ちが揺れ動く時の表情は絶妙。弱気になるかと思えば、男気を出すなど、視聴者へのサービスに徹しているキャラクターだと思います。
一番の注目は関麗莎(趙晶)。最も変わったのは主人公ではなく、実はこの人だからです。
プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

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