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母と娘

20100519

   ANAK.jpg

2000年/フィリピン/2時間(アジア映画祭りにて鑑賞)
監 督  ロリー・B・キントス
原 題  ANAK(CHILD)
出 演  ヴィルマ・サントス  クラウディン・バレット
     バロン・ゲイスター  シェイラ・モー・アルヴェロ
     ジョエル・トーレ  レアンドロ・ムエオス

<あらすじ>
ジョシー(ヴィルマ・サントス)は6年ぶりにマニラに帰ってきた。彼女は一家の生活を支えるため香港で家政婦として働いていたが、友人らと事業を始めるため帰国を決意したのだった。空港には高校生の息子マイケル(バロン・ゲイスター)と小学生の娘ダダイ(バロン・ゲイスター)が迎えに来ていたが、最初全く気づかない。夜は自宅でパーティを開き、子供の面倒を見てくれた叔母たち親戚一同に大量の土産物を配り、大盛り上がり。深夜に帰宅した娘カーラ(クラウディン・バレット)は、はしゃぎまわる母を冷ややかな目で見ていた。

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一緒にいて

20090908


2005年/シンガポール/1時間30分(シンガポール映画祭で鑑賞)
監 督  エリック・クー
原 題  Be with me
出 演  Theresa Chan   Elizabeth Choy  Seet Keng Yew

<内容・感想など>
主人公は視覚と聴覚に障害のある女性、テレサ(Theresa Chan:本人)。
前半は複数の人物のストーリーが平行して語られ、脈絡がつかみにくい。
最初に登場するでっぷりと太った青年は、警備室のモニターで憧れの女性を追い続ける。
彼のストーカーぶりと食事をするときの品のない食べ方に嫌悪感をおぼえ、
はやく画面から消えてしまえ、なんて思っていたら…。
次に登場するのはチャット仲間の女の子2人。
やがて彼女たちは互いに惹かれあい、恋愛のような関係になっていく。
一方にボーイフレンドができ、2人の関係は終わりになるものと思われたが…。
テレサを担当する福祉司には、年老いた父親がいる。
彼は食料品店を経営しているが、妻の死後生きがいをなくして元気がない。
やがて福祉司はテレサのために料理の腕を振るってほしいと、父に頼む。
物語が進むにつれ、それぞれのつながりが少しずつわかっていく。

テレサが二重苦を負ったのは少女時代である。
ご本人の回想録によると、障害を持った後、運よくアメリカで教育を受けることができ、
現在は障害者への教育に携わっているという。
障害を負ったとき広東語しかわからなかった彼女が、英語を話し、読めるまでになるとは、
奇跡としか言いようがない。
その教育の素晴らしさもさることながら、彼女の気力、能力も並みではないのだろう。
福祉司とのコミュニケーションは、掌へのタッチによって行われる。
指の間、掌の上下左右など、手のさまざまな空間に打ち込まれる動きが、彼女の文字となる。
視覚、聴覚以外のあらゆる感覚に意識を集中させる彼女を見ているうちに、
自然に涙がこぼれてきた。
「あきらめない人生」についての彼女の語りは、どの偉人伝よりも説得力がある。

自分の気持ちだけに神経を集中し、相手が全く見えていない人。
尽くしたいと思いながら、その機会がなくて生きがいをなくしている人。
拒否することしかできない人。
それぞれがコミュニケーションに戸惑い、悩み、孤独を抱えている。
そんな中、光も音もない世界であたりまえのようにコミュニケーションをとっている
テレサを見ていると、自分も含め、何を悩んでいるのかと、カツを入れたくなる。

大多数の人間が、能力をフルに発揮せず、限界を作っているのではないだろうか。

テレサの、美味しい!と言ったときの表情と声が忘れられない。

881 歌え!パパイヤ

20080816

881-3
2007年/シンガポール/1時間49分(劇場にて鑑賞)
監 督  ロイストン・タン
出 演  ミンディ・オン  ヤオ・ヤンヤン  チー・ユーウー
      リウ・リンリン  メイ&チョイ

<あらすじ>
リトル・パパイヤ(ミンディ・オン)とビッグ・パパイヤ(ヤオ・ヤンヤン)は、リンおばさん(リウ・リンリン)の指導の下、ゲータイ(歌台)歌手としてのレッスンを積む。おばさんはゲータイの女神(リウ・リンリン2役)に彼女たち「パパイヤ・シスターズ」の成功を祈願した。そんな彼女たちの前に立ちはだかるのが「ドリアン・シスターズ」。やがて2組はチャンピオンを決めるためゲータイのステージで激突することとなる。リトル・パパイヤは日々悪化する病をおして、ビッグ・パパイヤと共に練習に励むのだった。

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LOVE STORY

20080305



1996年/シンガポール/1時間35分(劇場で鑑賞)
監 督  唐永健(ケルヴィン・トン)
原 題  愛情故事
出 演  林依輪(アレン・リン)  陳毓芸(エベリン・タン)
     李之晴(エリシア・リー) 陳 玲(トレイシー・タン)

<内容・感想など>
何の予備知識もなく文字通りの「LOVE STORY」で感動しよう!と劇場へ。しかし観始めた途端、摩訶不思議な世界に迷い込んで出られなくなってしまった。チラシには「超難解」とある。そうだったのか!知ってたら観なかったかもね~。でも「超難解」ならばどんな解釈も許されるのではないだろうか。ということで以下は100パーセント私の推測です。

作家の男は4人の女性と出会い、彼女たちとの交流を小説に書く。最初に会った劇場の案内係は、図書館の本から「愛」を探す。彼女は亡き祖母が持っていた発禁本の内容を暗誦してつぶやいていたが、ある日彼女の言葉は「我愛イ尓」に変わってしまう。作家を愛したら暗誦した言葉を忘れてしまった…。

次に会った警官は、手錠をかけて相手の自由を奪うことを愛だと思い込んでいる。ところがその相手が自分が追う犯人だと知ったとき…。

図書館司書の女性は最初作家の求愛を拒んでいたがついに落ち、やがて夢中になる。しかし2人の逢瀬が小説で描かれているのを知って激怒。彼女が望む平凡で静かな恋は続かなかった。

次に現れた女性は作家のライバルだ。書けなくなった作家に見切りをつけた編集者が彼女に乗りかえたのだ。

作家は書けずにもがく。いつしか彼は書く機械と化し、血を流しながら必死にペンを動かす。だが書けない。そしてライバルの女性作家が彼をしのぐことになる。

途中で案内係は殺され警官は自害する。これは虚構だろうか。しかし後の場面で彼女たちはピンピンしている。これは以前の場面?もう何が何だかわからん!!

結局この物語全体が虚構なのだ。作家が書いた「愛情故事」がこのスクリーンで再現され、それを私たちが観ているのだ。
作家は銀幕の裏で、首をひねる観客の姿をにんまりと眺めているのかもしれない。

プロフィール

孔雀の森

Author:孔雀の森
いろいろな出会いを
大切に♪

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